赤い吊り掛け電車・遠州鉄道を巡る日帰り旅 その6 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
浜松・遠州鉄道で特別運行された、旧型電車25号の体験乗車をしようと浜松まで日帰り旅をした際の記録をお送りしています。

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くだんの25号電車は、加速が不具合とのことでこの日の運行はすべて中止になってしまったのですが、車庫のある西鹿島駅(浜松市天竜区)に入庫するまでの間、構内で即席撮影会を実施してくださった社員さんの「神対応」でじっくり拝見することが出来ました。
いや、重ね重ねほんとうにありがとうございました(>_<)

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さてこの日、同行させて頂いたご四方とお別れしたのち、しばらく構内の様子を敷地外から観察することにしました。こちらは「戦国BASARA」電車。

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工場の脇には、遠州鉄道のみとは言わずこういった場所ではよく見られる、
小物類も置かれています。左端のは、車両の間に設けられている幌ですね。
取り外された姿で見ると、結構大きなものだなと感じます。

こういったものを見つけるのも、なかなかおもしろいものです。

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さて、わたしもぼちぼちと帰路に就くことにしました。
ちょうど、電車がホームに入線して来たところでした。

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16時ちょうど発に乗車、新浜松駅へと戻ります。

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その車内から、使用される頻度が割に少ない様子の隣のホームを観察してみます。ぎりぎりまで接近して(連結されている?)列車の向こうに、入庫したばかりの25号の姿がちらと見えました。
廃車がそう遠くないとのことですが、無事に走り続けてほしいと感じます。

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それでは、西鹿島駅を出発します。

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車内は割に空いていたのですが、こまめに駅に停車するたびに次々と乗客が乗り込んで来て、この後、あっという間に座席が埋まってしまいました。
12分間隔での運転がなされているとのことですが、そういった活気ある様子を見ますとなるほどなあと納得します。沿線の大事な足なのですね。

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西鹿島から30分ほど、再び「新浜松駅」(同中区)へと戻って来ました。

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赤い、二両編成の電車が走るいい小旅行でした。

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ところで、この新浜松駅の別のホームには、こちらも旧型電車(51号)が留め置かれていました。特別運行が行われたものと同じ形式だそうですが、正面の二枚窓は同じなものの、ちょっと印象が違います。なにか、ほっこりさせられるような顔つきにはやはり、相通じるところがあるように感じます。

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ところで、特別運行の数日後、遠州鉄道のホームページにはこのような記事が掲載されていました。加速不良を起こした25号電車の、残り二日(8月19・26日)の特別運行も中止にするとの内容ですが、その代替えに西鹿島駅で25号と、この新浜松駅に停車している51号車両の展示会を行うとのこと。

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そんな中、西鹿島駅で展示される25号では、車内の点検ふたが取り外されて独特の唸るような走行音を奏でる、吊り掛けモーターを見学出来るのだとのこと。これはなかなかない、貴重な機会ですね。

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しかし、今日の特別運行といい、代替えで企画された車両展示といい、ほんとうにファンを大切にされている鉄道会社なのだなと感じます。
社員さんの親切な対応に、わたしも遠州鉄道大好きになりました(*^^)v

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実に、夏の思い出に残るいい体験が出来ました。
体験乗車は出来ませんでしたが、とてもいい気分に浸れた遠州鉄道でした。

次回に続きます。
今日はこんなところです。