「ガチャコンまつり2017」と近江鉄道・信楽高原鉄道を巡る日帰りの旅 その6 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
先日の10日(土)、滋賀・彦根で開催された近江鉄道のイベント「ガチャコンまつり」に参加をして来た際の様子をお送りしています。

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多くの電気機関車、電車の展示をじっくり拝見したのち、同じ施設内の「資料館」へとやって来ました。こちらにもたくさんの展示があるようです。

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資料館の出入り口では、こちらの「豊郷あかね」さんがお出迎えしてくれていました(これが普段の姿で、沿線の「八日市駅」で勤務しているのだとのこと)。

鉄道模型メーカー・トミーテックがプロデュースしている「鉄道むすめ」シリーズのメンバーなのですが、なにかと人気を博しているようです。
では、さっそく資料館を見学してみることにします。

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こちらは…閉塞信号(タブレット)の機械ですね。
ただ、それ以上に気になるのは…

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そこに立てかけられた「行先板」でした。手書きの鉄製、味がありますね。

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さまざまな行先のものがあり、気になるので近くの社員の方に声をかけたのですが「自由に触って見てください」とのこと。では。

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地方私鉄ながら、支線もあり、比較的規模の大きい会社だということもあってでしょうか、結構多くの行先の列車が設定されていたようです。

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ところで、これが立てかけられていた「閉塞機」についてです。
単線区間で列車が衝突しないように、「タブレット」という真鍮の玉を持っている列車だけがその区間(閉塞区間という)に入ることが出来るようにするという保安設備を指すのですが、わかりやすく言えば「通行手形」を保管する、というものです。

手前にかけられた「タブレットキャリア」と呼ばれる、円型の専用カバンのケース(この場合では「踏切注意 ATS注意」と書かれた部分)に「タブレット」を入れ、運転士がこれを持ち「閉塞区間」の運転に入る、という方式です。

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閉塞区間の両駅で連絡を取り合うことで、手前のケースの中に保管されている「タブレット」を出し入れします。

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その閉塞区間、この場合では「桜川駅」と「日野駅」との間が「タブレット閉塞区間」ということになるのですが、具体的な対応方法がまとめられていました。

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理論ではなんとはなしにわかるのですが、実際の運用については、こちらを拝見してもなかなか段取りというか、手順が難しいようにも感じます。
一定の段取りを踏まないと安全は保てないということなのでしょうね。

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他にも100年を越える歴史を誇るだけあってでしょうか、たくさんの年代ものの資料が展示されていました。瓦は駅舎に飾られていたものでしょうか。

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こちらはレールの展示。現在では40kgのものを使用しているそうです。
詳しくはわかりませんが、JRのローカル線で多く採用されているタイプなのだとのこと(ちなみに、新幹線は60kgレールを使用)。

重量が増すごとに、頻繁に安定した高速走行が可能になるとされています。

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他には…新駅開業、新型車両登場などのヘッドマークですね。

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この「彦根駅」を模したと思われる、大きな模型もありました。

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レイアウトの中で停車していたのは、現在の主力の元西武車が導入される前に使用されていた、元小田急車のようです。比較すると、こじんまりとした感じは模型でもよくわかります。

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「鉄道BIG4」の方々や、斉藤雪乃さんも来られたようですね。
それも最近のようです。これだけの展示があれば、さぞかし大騒ぎだったでしょうね('ω')ノ

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そんなこんなで、実に期待以上の「近江鉄道ミュージアム」と「ガチャコンまつり2017」でした!いや、機会があればまたぜひ訪問してみたいです。

次回に続きます。
今日はこんなところです。