京阪電車 京都地下線開業30周年記念イベントを開催へ | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
一昨日、京阪電車から発表された公式プレスリリースについて、今日は取り上げたいと思います。

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京阪本線の京都側、東福寺駅(とうふくじえき、京都市東山区)から三条駅
(同)までの間が地下化され、今年5月で30周年を迎えることに際し、記念のイベントが来たる5月27日(土)・28日(日)の両日に行われるということの告知でした。

鴨川沿いを走る、京都ならではの風情が色濃い、情緒あるこの区間が地下化されたのが、ちょうどいまから30年前、昭和62(1987)年5月24日のことでした。

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当時の社史を見ますと…
開業の日、これまでの地上線との切り替え区間(東福寺~七条間)を当時主力だった、旧・3000系の祝賀列車が通過する瞬間が大写しになっていました(よく見ますと、プレスリリースの写真はこれのようです)。

東海道新幹線やJR京都線、湖西線のガード下付近に当たる場所で、東京方面からですと、JR線はここからしばらく進むと鴨川を渡り、京都駅に入るというところの真下付近がその切り替え地点でした。

出典「京阪電車開業80周年記念誌 過去が咲いている今」
(京阪電気鉄道株式会社編 平成3年刊 P22ほか)より。

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記念のスタンプラリー、オリジナルグッズの発売会も実施されるようです。

しかし、このスタンプラリーの景品キーホルダー、当時掲出されていた「地下線開通記念」のヘッドマークを模したものだそうで、これは懐かしいデザインです。確か、当時の特急や急行に掲出されていたものだと思います。

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その80周年社史には、線路が地下化される前、つまり鴨川沿いを走っていた頃の風景も掲載されていました。
景観に配慮して、線路際には緑が多く設けられ、鴨川の向こうには京町家などが並んでいるという、四季ごとに実に風情のある車窓でした。

私事にわたりますが、地下化工事が行われていた頃、わたしは小学生でした。
当時はいまほど冷房車両も少なく、初夏だったかに窓を全開にして走る電車に乗って、線路沿いいっぱいの緑の中、窓から入って来る風がとても気持ちよかったのを覚えています。いや、懐かしいです。もう30年も経つのですね('ω')ノ

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記念グッズの発売、ヘッドマークの掲出など、これは楽しみな企画です。
当時、看板列車だった「テレビカー」こと、旧・3000系の姿が懐かしいです。

当時は、おいそれと電車で自由に乗りに来れる年頃?ではなかったので、親に連れられて京都まで来た時の…という記憶の方が大きい、この鴨川沿いの地上線なのですが、思い出を回想しながら、ぜひイベントに参加してみたいなと、少し懐かしい気持ちになった次第です。

今日はこんなところです。