新線開業で話題のJR可部線、その「あき亀山駅」(広島市安佐北区)を訪問したのち、「新白島駅」(同市中区)から、新交通システム「アストラムライン」に乗り込もうというところです。
アストラムラインはこの駅からは地下に潜ります。
ちなみにこの路線、中国地方では唯一の地下鉄道なのだそうです。

JRとのあらたな乗換駅、ということですが、思ったほど乗降はありませんでした。平日の午前11時半過ぎという時間帯もあってでしょうか。
昼間時は列車も10分間隔の運転で、どちらかというと静かな雰囲気です。

到着した列車は結構混んでいて、座席がほぼ埋まる感じでした。
JRに乗り換えることなく、市内の中心部へと向かう流動が大きいのでしょうか。乗車すること5分ほど、終点の「本通駅」(同)に到着。

改札階も地下ですが…

前回の記事でも述べたのですが、このアストラムラインの一方の終着駅、「広域公園前駅」(同市安佐南区)には、Jリーグ「サンフレッチェ広島」の本拠スタジアムがあるということで、互いにさまざまな取り組みを行っているようです(Jリーグには詳しくないので、こちらの柏選手は存じ上げないのですが…)
そういうことで、アストラムラインは「サンフレッチェ広島の公式アクセス」ということになるのでしょうね。
ちなみに「PASPY(パスピー)」とは、広島県域対象の交通系ICカードです。
PASPYエリアでは、JR西日本の「ICOCA」(いつも使っていますが…)と互換性があるとのことですが、それ以外の交通系ICカードとの相互利用は不可とのこと(ですが、JR西のICOCAエリアでのPASPYの使用は不可。JR宮島フェリーでは利用可能とのこと)。
これに限らないケースですが、どのカードがどこで利用出来るのか否か、というのはなかなかどうして、ややこしくも感じられたりするのですが…

さて、この「本通駅」の周辺地図を見てみたいと思います。
市内を走る広電(路面電車)の路線が交差している、中国地方随一の繁華街の一角・紙屋町(かみやちょう)などにもほど近いということで、そのにぎやかな様子が地図からも伺えます。


地上へ出ますと、これは広島ならではの光景ですね。
広電の路面電車が、ちょうど電停を出ていくところでした。
京都からやって来た車両なのだなと、塗装でわかります。
(「祇園」という愛称を記した看板も掲げられていましたし…)

路面電車はそれこそ次々といろいろな形式が、そして行先もさまざまなものがひっきりなしにやって来ます。こちらは最新型車両でしょうか。
よく表現される、ここ広島はまさに「路面電車王国」なのだなと感じます。

さて、そういった光景に感動!しながら周辺を散策してみることにします。
駅にあった周辺地図ですが、中央右側、円形の場所は、あの「旧・広島市民球場」です。あまりにも有名な存在ですが、このような繁華街のど真ん中にあったということにあらためて驚きます。余談ですが、繁華街の球場というと、昔の大阪球場(ナンバ球場)などもそうですが、いまから考えると、よくあんなにぎやかな場所にあったのやなあ、などと感心さえしてしまいます('ω')
この「本通駅」の至近には「元安川(もとやすがわ)」という川が流れています。その向こう、緑多い場所は「平和記念公園」。
あらためて説明を行うべくもない、大変厳粛な場所です。
広島に来たからには、こちらにも訪問してみたいと考えていました。
ということで、ここからは「平和記念公園」へと向かうことにします。

さてその道のり、商店街の一角に、気になるお店を発見しました。
ホーロー看板がズラリ、アンティークショップ?と思ったのですが、ゲームセンターなのだとのこと。

個人的に、いろいろと気になるものがあります(*^^)v
駅名標…緑色のものは、広電で宮島口へ向かう途中の駅のものでしょうか。
昨年、引退されたカープ・黒田投手のポスターも印象的です。

そういえば、この商店街とは言わず、あちこちでこのポスターを見かけました。昨年のカープ優勝、先ほど乗車して来た可部線の延伸区間と同じく?で街中に、その余韻がまだまだあふれているように感じられました。
広島というところは、まさに「カープ愛」でいっぱいなのですね(^^)v

商店街を抜けますと、穏やかな流れの川に出ました。「元安川」です。

この橋、「元安橋」を渡ると、目指す「平和記念公園」があります。
わたしにとっては、三度目の訪問です。
次回に続きます。
今日はこんなところです。