いよいよあたらしい年度、平成29年度がはじまりました。
相も変わらず、ぼちぼちとやらせて頂きたいと思います。
そういったことで、本年度もどうぞよろしくお願い申し上げますm(__)m

こちらでは、さくらもあちらこちらで見頃になって来ました。
京阪電車沿線でも、こういった風景を目にすることも増えて来たように思います。

というのは、この「京阪カレンダー」4月の様子でした(笑)
寝屋川市~萱島間にて。

朝日大阪朝刊 平成29年3月31日付け 経済面(9面)より。
その新年度の直前、京阪電車から公式に「座席指定車両・プレミアムカー」導入についての、さらに踏み込んだ発表がなされました。
過去に「プレミアムカー」について取り上げた内容ですが…
よろしければこちらもどうぞ↓
当ブログ
「京阪電車 ファミリーレールフェア2016を訪れて~後編」
(2016年10月19日アップ)
※「プレミアムカー」のモックアップ展示について
「京阪特急プレミアムカー」デザインが発表!(2016年9月3日アップ)
「新ダイヤの京阪特急はOkeihan!」2016年3月19日「京阪線ダイヤ変更」
を考察する~中編(2016年3月20日アップ)

現在、7両編成で運転されている特急用車両、8000系の編成の中間に、専用車両として改造された「プレミアムカー」を連結するというものです。
本年、8月20日(日)からの導入になるとの発表でした。
では、この朝日の記事と、京阪電車の公式プレスリリースを交えて項を進めたいと思います。

平日・休日ダイヤ両方での設定で、8000系車両が充当される「特急」にはこの「プレミアムカー」が連結されることになるとのこと。
運転時間帯については、
平日 上り(京都方面)は7時台から22時台まで
下り(大阪方面)は6時台から22時台まで
休日 上りは6時台から22時台まで 下りは平日と同様
また、運転本数については、
「昼間時は1時間当たり最大4本運転」(日中、特急は6本の運転)
とプレスリリースにありました。
そして「プレミアムカー料金」(座席指定料金)と、チケット発券方などの概要も同時に発表されていました。

乗車区間に応じて、400円もしくは500円の座席指定料金が設定されており、
大阪方面からでは樟葉駅(くずはえき、大阪府枚方市)、京都方面からでは枚方市駅(ひらかたしえき、同)がその境界になっていることがわかります。
あくまで個人的な見解ですが、料金設定の境界は妥当なのではないかと感じられるのですが、指定料金は…ちょっと高いイメージを受けました。
名鉄の「ミューチケット」(全区間360円均一)位かなと思っていたので…

既報通り、プレミアムカー専属アテンダントも乗務するようです。
しかし、まさにこれはさながら別空間です。
本当にこれが京阪電車なのかと、ここまで発表されていながらも驚くことばかりです。そうこう言いながらも、いよいよ登場までもう間もなくなのかと、大変期待させられます。
さて、「プレミアムカー」のこまかなダイヤについては、2月に改定された現在のものを一部変更するという記載のみでした。
また「主に特急で運転(概ね現行ダイヤと同じ)」という記載もあったのですが、快速特急「洛楽」でも「プレミアムカー」の充当はなされるのか!などという点も気になりますが…(特に行楽シーズンなど、往路・復路とも確実に座席が確保出来るのは大きいと思いますし…)

ところで、この「プレミアムカー」運転開始に関するプレスリリースと同時に、平日朝ラッシュ時に大阪方面へ向かう、通勤・通学客を対象とした全車両座席指定の「ライナー」列車も設定される、という発表もなされました。
最近、首都圏の民鉄で多く見られる「着席保障列車」のようですが…
次回は、この「ライナー」列車について取り上げたいと思います。
今日はこんなところです。