平成29年2月25日 京阪線ダイヤ改定を時刻表から勝手に考察する 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。今日の話題です。

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今月に入り、京阪電車に乗っていますと、この車内吊りをあちこちで目にすることが増えて来ました。
こちらの編成(3000系)はすべてこれで埋め尽くされていました。

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本日2月25日(土)、京阪電車(京阪線=京阪本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線)でダイヤ改定が行われます。
今日からは、このダイヤ改定の動きについて取り上げたいと思うのですが、先般、このダイヤ改定がプレスリリースされた時、発表された概要についてまったく以って?勝手な視点から考察する、ということをやりました。

当ブログ
「平成29年2月25日 京阪線ダイヤ改定を勝手に考察する 前編」
(2017年1月27日アップ)

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今月中旬を過ぎて、各駅で案内のリーフレットが置かれはじめたのと時を同じくして、詳細な新ダイヤも公式ホームページで検索出来るようになりました。

そういうことで、改定になるという点を、発表された新ダイヤ(時刻表)を用いながら、またまた勝手に考察を繰り広げたいと思います。こういうのを「二番煎じ」というのだと思うのですが(笑)よろしければおつきあいください。

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リーフレット裏面です。今回のダイヤ改定、概要が掲載されています。

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そんな中、今回の最大の目玉は、おけいはんが登場しているこの「快速特急洛楽」の平日定期運転開始でしょうか。
「洛楽」は、大阪京橋・京都七条間をノンストップで運転する快速特急です。

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もともとは、土休日や正月ダイヤなどで設定されている、大阪から京都への観光客輸送に特化した性格の列車なのですが、これが平日にも運転される、というものです。午前中に京都ゆきが2本・夕方に大阪ゆきの2本、合計2往復の設定が平日にもあらたになされます。

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それに呼応して、「洛楽」がノンストップ運転がゆえに、停車しない途中駅へのアクセス向上という意味合いで、「洛楽」が大阪・京都それぞれの始発駅を出発する前に、急行(午前に京都方面)・快速急行(夕方に大阪方面)を運転するというダイヤが、今回の平日ダイヤでも組まれることになりました。

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京橋駅発、京都方面の新ダイヤから拾ってみますと、

9:10  急行 出町柳ゆき
9:17  快速特急洛楽 出町柳ゆき
9:40  急行 出町柳ゆき
9:47  快速特急洛楽 出町柳ゆき

と続いています。急行は枚方市で後続「洛楽」の通過待ちを行うダイヤです。

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その折り返しに当たる、出町柳駅発、大阪方面の時刻表を見ますと、

17:46  快速急行 淀屋橋ゆき
17:54  快速特急洛楽 淀屋橋ゆき
18:16  快速急行 淀屋橋ゆき
18:24  快速特急洛楽 淀屋橋ゆき

となっています。こちらも、快速急行は行きの急行と同様に枚方市で「洛楽」を退避するダイヤになっています。

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そして、帰りの「洛楽」が最初に到着する大阪側の駅、京橋駅の時刻表をもらって来たので、これを確認すると…

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18:39  快速特急洛楽 淀屋橋ゆき
18:44  快速急行 淀屋橋ゆき
19:09  快速特急洛楽 淀屋橋行き
19:13  快速急行 淀屋橋ゆき

という、大阪への到着時間になっていました。
京都観光の帰りとしてはなかなかいい時間設定のように思えるのですが、時間帯からすると、通勤・通学需要も多くあるのではとも感じます。

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ところで、特急に関してはこのような動向もあるようです。

今年内に予定されている、全席座席指定「京阪特急プレミアムカー」導入に際し、その専用車両への改造のために、特急車の主力・8000系のうち、中間の1両を抜き出すことによる8→7連への減車が、今回のダイヤ改定からすべての8000系で行われるとのこと。
そういったことで、輸送力維持の目的でしょうか、先ほどの「洛楽」も今改定からすべて8連の3000系で運転される、ともプレスリリースにはありました。

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駅時刻表を見ていて気づいたのですが、朱色白抜き文字で示されている特急の時刻表記の右上、これは京橋駅・平日京都方面へのものですが、昼間時の毎時7、27、37、57分発には「II」の記号がついています。

これは「2扉車」を示すもので、8000系(現在、京阪線で運用されている2扉の車両は8000系のみ)で、かつ7連だという表記なのですが等間隔でその8000系の運用が揃えられたということに、少し驚きました。一時的とはいえ、そういった事情での不規則な7連運用ですし、わかりやすさとしては大きいことですね。

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ところで、京阪線各駅の時刻表というのは、このような表示が特徴的でした。

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種別が色分けされている、というのは京阪のみならずだと思うのですが、行き先や列車編成の車両数、扉数や発着番線、はたまた女性専用車両の設定などが細かく記されていて、ある種、特徴的でありながら、わかりやすく便利なものだなと感じていました。

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今回の改定では、こちらの意匠も簡略に変更になってしまうようです。
個人的には、ちょっと残念な気分でもあります(°_°)

次回に続きます。
今日はこんなところです。