昨日はこちら大阪でも青空が広がり、小春日和の一日になりました。
梅もちらほら咲き始めたので、所用があったついでに、大阪市内の梅の名所へと足を延ばして来ました。その様子を二回に分けてお送りしたいと思います。

やって来たのは、地下鉄南森町駅(みなみもりまちえき、大阪市北区)です。
繁華街・梅田から一駅南へ下ったところで、ビジネス街が広がっています。

ここから向かうのは、駅から近い「大阪天満宮」。
地下鉄は「南森町」なのですが、乗換駅のJRは「大阪天満宮」になっています。観光目的の方々にとっては、後者がわかりやすいのでしょうか。
このように駅が隣接しているのにそれぞれがまったく別の名前になっているという例は大阪では珍しくないことです。地元民は勝手がわかっているのでしょうけれど…

それはさておき、地上は雲ひとつない青空でした。
ここ数日の空模様とはうって変わって、明らかに春へと進んで行っていることを実感します。季節が移ろうこういう瞬間というのは、実に心地よいものです。

商店街を抜けてほどなく、目的地の「大阪天満宮」に到着。

天満宮の北側には、この「天満天神繁盛亭」という寄席があります。
大阪ではよく知られていて、上方落語を常時行っている寄席小屋です。

では、さっそく境内に進んで行きます。
ここは梅の名所ということで、毎年この時期には梅まつりが行われています。
この時期に幾度か来たことがあるのですが、来るたびに春の気分を先取りしたかのような気持ちになれるので、今年も楽しみです。


ちょうど、骨董品のフリーマーケットが行われていました。
陽射しもやわらかく暖かく、のんびりしたいい感じでした。

まずは本殿でお参り。もろもろお願いして来ました(笑)
制服を来た親子連れの姿を多く見かけまして、そういえば受験シーズンだったなと思い出します。ここは学問の神様・菅原道真公(845-903)を祀っているお社です。

こちらも毎回感じるのですが、立派な本殿です。

さてこちらの本殿、そのいちばんいいところに梅が飾られていました。
一段、上がったところにあるとはいえ、結構な高さがあります。

まだ、つぼみが多いのでしょうか。しかし、まだ寒い時期にこの色はいいですね。



青空に向かって枝を延ばしていました。

それでは、境内に咲く梅を巡ってみたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。