先日、「青春18きっぷ」で「初秋の岐阜」を訪れた際の様子をお送りしています。

街のはずれ、「金華山」に建つ白亜の「岐阜城」。
山頂の深い緑、また天守閣からの雄大な景色は想像以上のすばらしいもので、ぜひまた再訪してみたくなった次第です。

さて、下山することにします。行きに降り立った「ロープウェー山頂駅」へ戻って来たのですが、ちょうど出発したようです。次は「13時45分発」…

待合所の一番前で待機することにしました。
まだまだ陽射しの強い中、あちこちと歩き回った足を休ませられました。
そうこうしていますと、乗客がたくさん集まって来ます。やはりと言いますか、家族連れや登山客(デート中のカップルも!)と思しき姿が多く見られました。観光地ならでは、という印象です。

しかし、どこから見てもいい景色でした。ひさしぶりに何かしら琴線に触れることの出来た体験でした。


3分ほどで「ロープウェー山麓駅」に到着。やはり、下界はなお暑く感じます。

さて、時刻は午後2時前。まだ帰路に就くのはちょっと早い感もしますが…

ひとまず、「岐阜駅」へと戻ることにします。
最寄りの「岐阜公園歴史博物館前」停留所にはその「岐阜駅」へと向かう便がじゃんじゃんとやって来ます。わかりやすいですし、待たなくてよいというのはいいですね。

程なくバスが到着。クーラーの効いた涼しい車内にほっとさせられます。

繁華街「柳ヶ瀬」を通る道路も空いていまして、10分ほどで無事「岐阜駅」に到着。ここでもすこぶる順調なので、快い気持ちにさえなります。


さて、到着したのは「名鉄岐阜駅(めいてつぎふえき)」です。
以前は「新岐阜百貨店」というデパートが入居する、年季の入ったビルの中に駅があったのですが、建て替えられて大変近代的な駅舎になっていました。
しばらく来ない間に、大きく変貌していることに驚きます。

広い改札口まわり。こちらは、以前の駅舎とあまり変わっていないように思えます。
ところで、今回の「岐阜旅行」においては「岐阜にまつわる二つの動物をテーマ」と掲げておりました。
先ほどまで訪問していた「金華山」、「岐阜城」は、今夏に公開された東宝系映画「ルドルフとイッパイアッテナ」という作品で、主人公である黒ねこ「ルドルフ」が「故郷・岐阜の思い出」として作中でたびたび印象的に語るところでした。
こちらもどうぞ↓
当ブログ
「青春18きっぷ」で初秋の旅2016~その6(2016年9月20日アップ)
「青春18きっぷ」で初秋の旅2016~その7(2016年9月22日アップ)
(参考)
映画「ルドルフとイッパイアッテナ」公式サイト

「ねこ」の次はいったい何の動物か…
というところですが、この「名鉄岐阜駅」から行こうとするのは、4駅先の「笠松駅(かさまつえき、岐阜県羽島郡笠松町)」です。
いまをさること30年近く前の「バブル全盛期」、若かりし頃の武豊さんとともに社会現象とまで言われた、かの「時代の寵児」が活躍していたあの「笠松」です。ちょっと回りくどいですが(笑)もうおわかりでしょうか。

そういうことで「笠松」へと向かうことにしているのですが、この駅は「二層構造」になっていることでも知られています。
少し時間があるので、ちょっと様子を見に行きたいと思います。

駅構内の1階にやって来ました。同じ名鉄の「各務原線(かがみがはらせん)」ホームです。
ここから東へ向かう路線で、線名にあるように県東部、愛知県との県境に位置する「各務原市」とを結ぶものです。のんびりとした感じですね。

「犬山ゆき」の発車を見届けたのち、これから乗車する「名古屋本線」のホームへと戻って来ました。こちらはホーム2面、4線の大きな規模です。

スカーレット一色の普通列車が発車待ちをしていました。
わたしなどの世代では「名鉄電車」というとこの「スカーレット一色」を想起するのですが、最近では「シルバー」のものが主流になっているようで、以前に比べるとこの塗装のものを見かける機会は少なくなったように思います。


「笠松駅」には「特急列車」が停車するということなので、向かって右端に停車している、その「中部国際空港ゆき」に乗り込みます。

こちらもやはり正面の「シルバー」が目に付くものでした。
進行方向の4両が「座席指定車両」、それ以外は「自由席」という編成で、需要に合わせた利用が出来るという列車です。
「中部国際空港へ行く列車」ということと、「特急」といえども途中では停車駅がわりとあったりするようなので「空港利用客と一般利用客の分離を図る」ということもあったりするのかなとも思えます。

「名鉄岐阜駅」からはものの5分ほど、目指す「笠松駅」に到着。
ホームには「旅の二つ目のテーマ」、「笠松競馬」の案内を見つけました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。