大津市歴史博物館「江若鉄道の思い出展」を訪ねて その6 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
昨春、開催されていた「江若鉄道(こうじゃくてつどう)の思い出」展を拝見しています。

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前回まで、「浜大津駅大ジオラマ」を細見していました。「圧巻」という一言で、見どころがいっぱいあり大変興味深く拝見した次第です。

「浜大津駅大ジオラマ」についてはこちらをどうぞ↓
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大津市歴史博物館「江若鉄道の思い出」展を訪ねて その2(2016年1月22日アップ)


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さて、パネルや当時の乗車券、乗務員の方の用品などの展示(これは撮影禁止でした)、などを拝見していますと、再び「写真撮影可能」という「ジオラマ展示」を発見しました。こちらも「駅」のようですが・・・

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「江若鉄道」の主要駅のひとつ、「高島町駅(たかしまちょうえき、現在の滋賀県高島市)」を再現したものだそうです。「湖岸」から少し入った、港町の駅です。

現在、「JR湖西線」の「近江高島駅(おうみたかしまえき)」がその代わりとなっています。

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こちらがその全景。「線路は4本、ホーム2面」という、比較的規模の大きい駅だったようです。

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中央には、「朱色とベージュ塗装」の「ディーゼルカー」が停車しています。

「江若鉄道の列車」は、この「ディーゼルカー」が主力だったそうですが、その脇には「緑一色」の「客車」も停車しています。この「ディーゼル機関車」に牽かれる客車も、「ディーゼルカー列車」の合間を縫って運行されていたようです。

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「貨物列車」の姿も見えます。ここから先、「浜大津駅」から「京阪電車」に乗り入れ、「膳所駅(ぜせえき、滋賀県大津市)」から「国鉄東海道本線」を通じ、全国に貨物を輸送していました。

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こちらも、細部まで詳細に再現されているので興味深いものがありました。

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駅舎です。「茶色の屋根」で親しまれていたそうですが、瀟洒な感じを受けます。

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ジオラマ制作者の「西村雅幸さん」のコメントがありました。

「手元に駅前の風景を残していなかったので、当時の写真から駅舎の寸法を推定した…」というくだりもあります。再現されるのにも、大変な作業だったのですね・・・
しかし、「ローカル線の旅情あふれる風景」というのは、「このようにいいものだったのだな」と感じさせられます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。