みなさんこんにちは。

前回は、去る1月16日(土)に発売がはじまった「鉄道コレクション 江若鉄道(こうじゃくてつどう)キニ9・キハ14」に関連しての話題をアップしました。それに関連して、昨春「大津市歴史博物館」で開催された「江若鉄道の思い出展」の様子を、シリーズでお送りしたいと思います。
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鉄道コレクション「江若鉄道キニ9・キハ14」が発売!
(2016年1月20日アップ)

さて、大阪からの大津入りにはクルマで出かけました。
「名神高速道路」の「吹田インターチェンジ」からおよそ50分ほど、京都・滋賀県境を過ぎますとすぐ「大津サービスエリア」に到着します。
この「大津サービスエリア」は「びわ湖」と、今回取り上げる「江若鉄道」がかつて走っていた「湖西地域」の景色が一望出来ると人気の場所です。

訪問したのは3月上旬、奥に見える「比良山系(ひらさんけい)」には、まだ深い雪をかぶった山々をはっきり確認することが出来ました。湖にはヨットも見えます。

澄んだ空気の中、迫力があります。
大阪からではさほど遠い訳ではないのですが、なにかしら「少し遠出しているな」という感を抱きます。

しばし景色を愉しみます。ここからは一般道へと降りて、目的地の「大津市歴史博物館」へと向かいました。

「大津インターチェンジ」から10分ほど、湖岸を見降ろす高台にそびえる「大津市歴史博物館」に到着。3度目の訪問です。

「企画展」の会場は2階、ということで階段を登りますと‥

これはリアルですね!展示室の前には当時の始発駅、「浜大津駅(はまおおつえき)」のホームと車両を再現したモックアップがありました。

「駅名柱」がレトロです。

この「行先板」は当時のものでしょうか。


今回の企画展の関連グッズのようです。あとでショップへと寄ってみることにします。

さて、前回でも少し触れましたが、「江若鉄道」はびわ湖の西岸を「浜大津駅(はまおおつえき、滋賀県大津市)」から「近江今津駅(おうみいまづえき、滋賀県高島市)」へと結んでいた鉄道です。
社名の「江若」とは、建設当初に「近江(おうみ、現在の滋賀県)」と「若狭(わかさ、現在の福井県南部)」を結ぶ計画があったため、これらの旧・国名を一文字ずつ取ったものです。ただ、「若狭」への路線開業は、昭和44(1969)年10月の廃止まで完成することはありませんでした。
現在は「JR湖西線(こせいせん)」がその役目を果たしていますが、沿線住民の足として、また海水浴場やスキー場が点在する沿線ゆえ「観光路線」としても、湖西地域の主要な交通機関として大きな役割を果たしました。


観光客で満載の「臨時快速列車」を見送る駅員さん、といったところでしょうか。
また、パネル展示に写っていた客車、あか抜けた印象を受けます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。