4階からの眺め | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。
過日、所用でこちらへ赴いて来ました。

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「京阪百貨店・すみのどう店」(大阪府大東市)です。

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「大東市」は、その名の通り「大阪の東」にある都市です。
「JR環状線」の「京橋駅(きょうばしえき)」から快速電車で10分ほど、「住道駅(すみのどうえき)」が中心駅となっていて、ここ10数年で急速に再開発が進み、利便性が高いなど、人気の街です。

近隣の「東大阪市民」であるわたしも、この「京阪百貨店」のある「住道近辺」にはいつもお世話になっています(^^)v

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さて、先日この「京阪百貨店」へクルマで来店したのですが、「4階の駐車場」からの眺めがなかなか印象的でしたので、今日の記事にさせて頂きたいと思います。

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くだんの「4階」から、駅前の目抜き通りを望んだところです。

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この通りは、正面奥にある「JR住道駅」が高架になり、それに合わせて駅前が整備される以前(25年ほど前でしょうか)から大変賑わっています。
左に見える「大東サンメイツ・イズミヤ」は、それ以前から入居している「老舗スーパー」です。

わたしが中学生の時、他界したばあちゃんによく連れられた想い出があります。

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正面には「JR住道駅」のおしゃれな駅舎が見えます。

「住道駅」についてはこちらもどうぞ。

当ブログ↓
「こどもの日」点描(平成27年5月5日アップ)

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さて、今回のメイン(?)は、左側に見える「延々と続く山々」、「生駒山地(いこまさんち)」についてです。今日は少し雲が多いようですが…

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地図で言いますと「黒い○」の「京阪百貨店」から「緑色の矢印」を向いています。

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拡大してみますと、正面の高架線路を電車が通過しているのがわかります。
「JR学研都市線(がっけんとしせん)」という路線です。

「京橋駅(きょうばしえき、大阪市都島区)」からこの「住道駅」付近までは「東方向」へと進むのですが、このあたりで、正面にそびえたつ「生駒山地」とぶつかります。

現在の鉄道の敷き方では「トンネルで山を抜ける」ところなのでしょうが、この「学研都市線」が開業したのは明治28(1895)年、当時の技術では「長大トンネルを掘削する」ということは難しい、などの理由で「生駒山地に沿って大回りする」というルートが採られ、進行方向は東から北へと大きく変わります。

そして、「生駒山地」を見てみると、T字型の橋脚のようなものが見えますが…

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再び、さきほどの地図を見てみます。
「緑色の矢印」の先に、うねうねと曲がる道路があります。
大阪と奈良を結ぶ、通称「阪奈道路(はんなどうろ)」です。

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この「阪奈道路」ですが、トンネルを掘ることなく、山の斜面を「忠実にトレース」した形で道路が敷設されているので、このような「急勾配」になった、というものです。
長年、「阪奈間を結ぶ道路」はこれが主要道で、大阪・奈良間は直線では距離があるわけではないのですが、この「急勾配・急カーブ」の「阪奈道路」を主に経由せざるを得ず、時間的に大きなロスになっていました。

現在では、「阪神高速13号東大阪線」の終点、「水走(みずはい、大阪府東大阪市)から「第二阪奈道路(だいにはんなどうろ)」というトンネルが掘られ、「生駒山頂(地図では☆印付近)の真下」を通過、奈良市内まで直結し、大阪市内からのクルマでのアクセスが大幅に改善されました。

この「阪奈道路」ですが、さきほど述べたような道路状況ですのでかなりカーブも多く(特に、ヘアピンカーブが連続している)、運転する方はかなり気を遣うのですが、山麓を徐々に高度を上下しながら敷設されているのでやはり景色はかなりいいものがあり、ドライブには最適なようです。
生駒山頂には「生駒山上遊園地」もあり、クルマで直接乗り入れることも出来ます。

わたしにとっては、家から東を向けばいつも目に入る大きな「生駒山」。
自然豊かで歴史が深い「生駒山系」、機会を見つけてまたあれこれ、掘り下げて取り上げたいと考えています。

今日はこんなところです。