JR東日本 全線完乗への道!その21 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
栃木県南部の主要都市、「小山(おやま)」にやって来ました。

ここからもまだまだ「乗り鉄」するのですが、ちょっと駅前を散策してみることにしました。幸い、雨はほとんど上がってくれています。

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さて、駅の東側出口の歩道橋には、こののぼりがたくさん並んでいました。

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そういえば、駅の改札内にもこんな掲出もありました。

「上野東京ライン」とは、今年3月に開業した「上野~東京間」を結ぶ路線です。
途中に駅は設けられておらず、この路線を介して「上野駅」からは「宇都宮線(うつのみやせん)」、「高崎線(たかさきせん)」、そして「常磐線(じょうばんせん)」、「東京駅」からは「東海道線」、「横須賀線(よこすかせん)」、「伊東線(いとうせん)」へ、それぞれの路線で「相互直通運転」がなされることになりました。

既に開業している「湘南新宿ライン」と合わせ、「首都圏の広域ネットワーク」において「長距離区間の直通運転」が実現しています。

殊に「上野東京ライン」の開業で、従来、「上野駅」で乗り換えを強いられていた「宇都宮線」、「高崎線」、「常磐線」からは、この路線を経由して「東京・品川・横浜方面」への直通列車が運転されることとなり、今回、旅している「北関東三県からの首都圏へのアクセスが飛躍的に向上した」と、わたしの住む大阪でも報じられるほどでした。

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「小山駅」には、その「上野東京ライン」と、「湘南新宿ライン」を介した「広域直通運転路線図」が掲げられていました。
大変わかりやすいものだったので、ちょっと取り上げてみたいと思います。

路線図中央付近に「上野・東京駅」がありますが、その間を結ぶのが今年3月に開業した「上野東京ライン」で
、「東京駅」「上野駅」で終着となっていたものを、この路線を介して相互直通運転する、というものです。
右端には「黒磯(くろいそ)」(栃木県那須塩原市)、左端には「沼津(ぬまづ)」(静岡県沼津市)や「伊東(いとう)」(静岡県伊東市)の駅名が見られます。

ということで、「栃木県」や「茨城県」から、「神奈川県」、「静岡県」までの「長大な区間を運転する列車」が終日にわたって設定されています。

この「上野東京ライン」を介しての「最長運転区間」というのはどんなものか、と調べてみたのですが・・・
 
 普通 上野東京ライン経由熱海ゆき(休日ダイヤのみ運転)
 黒磯06:52発→宇都宮07:43発→小山08:09発→上野09:32発→東京09:38発
 →品川09:48発→横浜10:09発→小田原11:06発→熱海11:29着
 (所要時間 4時間37分、走行距離 267.9km)
 (栃木県・茨城県・埼玉県・東京都・神奈川県・静岡県を経由)

という列車がありました。
ちなみに「黒磯~熱海間・267.9km」というのは、どれくらいの距離なのか、新幹線で比較してみますと・・・

  東京~浜松間 257.1km  新大阪~新尾道間 258.7km

でした。結構な距離ですね。

ちなみに、「京阪神周辺」でもこのような列車が運行されています。

 新快速 米原経由神戸方面播州赤穂ゆき(平日ダイヤのみ運転)
 敦賀17:49発→米原18:48発→大津19:32発→京都19:44発→大阪20:15発→
 三ノ宮20:38発→姫路21:21発→播州赤穂21:56着
 (所要時間 4時間13分 走行距離 275.5km)
 (福井県・滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県を経由)

「京阪神のJR」では、「京都・大阪・神戸」が「中間駅」になる運行形態なので、それらの都市を連ね、郊外へと延びる列車は終日にわたり運転されています。

なので、大阪人のわたしとしては「快速 大垣発京都方面姫路ゆき」であるとか「新快速 敦賀発湖西線経由神戸方面姫路ゆき」などといった、これらに匹敵する「長距離運行の列車」は見慣れているので、正直あまり驚きはしないのですが、この「上野東京ライン」の開業で、長年「東京ゆき」や「上野ゆき」という列車がほとんどだったこれら路線で、「郊外→首都圏→郊外」という形態の列車が運転されることになり、「見慣れない、聞きなれない行き先」が日々運転されるようになったのだな、ということには「時代の流れ」と言いましょうか、ちょっとした驚きを受けました。


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改めて、駅構内の「所要時間案内」を見てみますと、やはり「気の遠くなる感」を受けますね。

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「大変スケールの大きいお話」でした(>_<) そんなところで、「小山駅」を出発します。

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乗車したのは「宇都宮線」の「普通 宇都宮ゆき」。
「15両編成」という長大な列車です。

「首都圏と言うのは、やはり規模が違うなあ」と思ったのは、このような長大編成の列車が10分かおきに、「首都圏の郊外」とされているこのあたりでも頻繁にやって来ることでしょうか。それだけ、多くの需要があるということですね。

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頭上を覆っていた「東北新幹線」が、進行方向右側に移ります。

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この「東北新幹線」の高架線路に随伴するように列車は「宇都宮」へと向かいます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。