JR東日本 全線完乗への道!その20 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「水戸駅」から「水戸線」に乗車しようというところです。

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水戸駅、9時35分発の「普通列車 小山(おやま)ゆき」に乗車しました。
「特急」や「快速」などの設定はないようですが、日中は30分おきの運転がなされています。

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「水戸駅」を発車。ほどなく、この緑豊かな公園の脇を通過します。
「偕楽園(かいらくえん)」です。

「兼六園(けんろくえん)」(石川県金沢市)、「後楽園(こうらくえん)」(岡山県岡山市北区)とともに「日本三名園」として、大変有名なものですね。

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地図で見ますと、その「偕楽園」付近の「千波湖(せんばこ)」という湖がありますが、この一帯を含め「偕楽園公園」となっています。

また、その「偕楽園」近くには「偕楽園駅」という「臨時駅」があります。
毎年、春に開催される「偕楽園梅まつり」に合わせて営業を行うのですが、興味深いのは「下り方面(東京から水戸方面)のみにホームが設置されている」ということでしょうか。
帰路は、「観梅」した後に「水戸駅からの乗車」を想定したものなのでしょう。

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その「広大な偕楽園公園」を抜けますと、次第に市街地と田畑が混在するようになって来ました。
車窓には「首都圏第三の空港」として開港した「茨城空港」の看板が見えます。

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「水戸駅」から4つ目、「友部駅(ともべえき)」(茨城県笠間市)から「水戸線」に入ります。

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ほどなくして「笠間駅(かさまえき)」(茨城県笠間市)に到着。

こちらには「伏見稲荷神社(ふしみいなりじんじゃ)」(京都市伏見区)、また「祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)」(佐賀県鹿島市)とともに「日本三大稲荷」として有名な「笠間稲荷神社」があります。

相変わらず、雨が続きます。
車内は、各駅でこまめに乗降があるのですが、2~3駅して入れ替わって行く、という感じでした。近距離の利用が多いのでしょうか。

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しばらく走りますと、思わず「ガン見」してしまう光景に出くわしました。
「川島駅(かわしまえき)」(茨城県筑西市)なのですが…

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「水戸線」の線路の向こうに、「複線幅の架線柱」が林立しています。
ただし、線路に相当する部分には草が生い茂り、レールの姿も見られません。

調べてみますと、この先には「太平洋セメント」の工場があり、それに直結する「専用線路」が平成9(1997)年まで設けられ貨物列車の運行がなされていたとのこと。
「廃止から20年弱」ということになりますが、「もう使用されない線路」と化してしまっていたので、ちょっと物悲しい印象を受けました。

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その「川島駅」あたりから、小雨になって来ました。

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幅の広い河川を渡ります。「鬼怒川(きぬがわ)」です。
「奥日光」に有名な「鬼怒川温泉」がありますので、
「栃木県」が近くなって来たということですね。


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地図中央に流れているのがその「鬼怒川」。
西岸の「結城市(ゆうきし)」を抜けるとほどなく「県境」を越え、「栃木県」に入ります。

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「水戸駅」から1時間20分ほど、終着駅の「小山駅(おやまえき)」(栃木県小山市)に到着しました。降車客がどっと、階段に向かって行きます。

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「小山」は、栃木県の南に位置する街で、「東北新幹線」、「宇都宮線(東北本線)」を軸として、この「小山駅」には合計4路線が乗り入れています。

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この旅、早くも2度目の県境越え。「茨城県」から「栃木県」に入っています。

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街の西側には「思川(おもいがわ)」という河川が流れており、そのほとりにはかつて「小山城」があったそうですが、徳川幕府初期の元和5(1619)年、廃城になり、現在は「小山城跡公園」として親しまれているとのこと。

実に「抒情的な名称」の「思川」については、後日、取り上げたいと思います。

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さて、この駅でも「細見ウォッチング」して参りたいと思います。
改札内の様子ですが、広く明るく、そして待合スペースには座席数も多く設けられており、設備はとても良いのではないかと感じました。

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こちらは「中央改札」付近。駅ビルに直結しており、便利ですね。

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この駅には「東北新幹線」が乗り入れています。
隣駅が「県都・宇都宮」ということもあってか、停車する列車は「各駅停車タイプ」のものが主なようです。

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こちらは「宇都宮線(東北本線)」の発車案内です。
上段の「大宮・東京・上野方面」の行先を見てみますと、「逗子(ずし、神奈川県逗子市)」や「熱海(あたみ、静岡県熱海市)」という、ここ「北関東」からではかなり遠い地名が見られますね。

「湘南新宿ライン」や、今年3月に開業した「上野東京ライン」を経由し、ここからでは多くの列車が「東海道線」や「横須賀線」へと直通するようになりました。

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いったん、改札を出ることにします。

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駅の東側に抜ける、歩道橋にやって来ました。「東北新幹線」の長大な高架橋が、延々と続いて行きます。

次回に続きます。
今日はこんなところです。