みなさんこんにちは。
シリーズでお送りしています「JR東日本 全線完乗への道!」、「第1日目」は「関西空港」から航空機で「成田空港」へ移動、そして「成田周辺」の観光などをして参りました。
本日からは「第2日目」の様子をお送りしたいと思います。
よろしければ、「旅の続き」にどうぞおつきあいください☆

第2日目の朝。
ホテルの窓から「成田市内」を望みますが、昨晩の予報どおりやはり「雨」でした。
予報は承知していたので、「雨の日ならではの車窓風景を楽しもう」と、昨晩から心得ていました。それで参りたいと思います(笑)

早速、朝食にします。ホテルの朝食は午前6時からで、なおかつ宿泊代に込みとのことで、大変助かります。
旅先での朝はいつもがっつり食べます(^^)v
旅先での朝はいつもがっつり食べます(^^)v

宿を出たのは午前6時20分頃。
「京成成田駅」の西側に当たるところにホテルはあったのですが、広いロータリーにはバス乗り場や駐車場などが整備されていて、この時間でもクルマは多いです。

「京成成田駅」真下の地下道を抜け、「JR成田駅」へ向かいます。

その「京成成田駅」の脇、線路の盛り土部分がなぜかこのように「ブルーシートに覆われた状態」になっていました。
何があったのか、と思ったのですが、平成25(2013)年10月の「台風26号」の影響で、この盛り土が崩壊したそうで、その復旧と、防護工事を行っているとのこと。
結構、広範囲なので大変な被害があったのかと思われます。

さて、「JR成田駅前」に到着しました。
さすがにこの時間なのでまばらですが、通勤客とおぼしき人々が駅へ急いでいます。

「京成駅」の方を見ますと、どこかで見たことのあるバスが右折して行きました。
いや、どこのバスやったっけ…と思ったのですが、これは、前夜の午後8時半過ぎに「大阪・O-CAT(オーキャット・大阪シティエアターミナル、JR難波駅に直結)」を出発した「南海バス」の夜行高速バス、銚子駅ゆきでした。
どこかで見たことのある塗装やなあ…と思ったのは正解でした。
しかし、思わぬところで「関西にゆかりのあるもの」に出逢えたのはちょっと嬉しいですね☆


さて、「JR東日本 全線完乗への道!」開始です。
最初に乗車するのは、6時40分発、「成田線」の「銚子ゆき」です。

乗り場は「5番線」。ホームに降りますと、反対側ホームには、この長大な「東京方面」へ向かう快速列車が停車していました。
これほどの「長大編成」を日常的に見られるのは「首都圏ならでは」ですね。

「成田駅」の駅名標。「JR東日本の標準仕様」とは異なり、レトロなデザインです。
さて、ここでわたしの「ここまでのJR東日本路線の乗車記録」を見て行きたいと思います(赤い線を引いてあるのが「既乗区間」です)。


こうして広域の路線図で見ますと、結構乗車しているように見えるのですが、細かく見て行きますとちょこちょこと「未乗の線区」があります。
挙げてみますと・・・
上越新幹線 大宮~新潟間 303.6km
東北新幹線 盛岡~新青森間 178.4km
北陸新幹線 高崎~上越妙高間 176.9km
八高線(はちこうせん) 倉賀野~拝島間 82.1km
川越線(かわごえせん) 川越~高麗川間 14.5km
信越本線(しんえつほんせん) 高崎~横川間 29.7km
吾妻線(あがつません) 渋川~大前間 55.3km
両毛線(りょうもうせん) 新前橋~小山間 84.4km
上越線 越後湯沢~ガーラ湯沢間 1.8km
鹿島線(かしません) 鹿島神宮~鹿島サッカースタジアム間 3.2km
日光線 宇都宮~日光間 40.5km
烏山線(からすやません) 宝積寺~烏山間 20.4km
気仙沼線(けせんぬません) 前谷地~気仙沼間 72.8km(※1)
大船渡線(おおふなとせん) 一ノ関~盛間 105.7km(※2)
大湊線(おおみなとせん) 野辺地~大湊間 58.4km
津軽線(つがるせん) 蟹田~三厩間 28.8km
(※1)柳津~気仙沼間は「BRT(=バス・ラピッド・トランジット、専用道路を走行するバス)」。「ミヤコー交通」が運行。
(※2)気仙沼~盛間は「BRT」。「岩手県交通」が運行。
(いずれも「東日本大震災」の影響による「線路・設備被災」のため)
合計 16線区 1256.5km
否、予想以上に、また「新幹線」にすらまだすべて乗っていないことがわかりました<(`^´)>
と言いますか、「JR東日本管内の路線の多さ、そして長大さ」に驚きます。
出来れば、全て乗車したいと思っているのですが、今回の旅ではとても完乗することは出来ないので、その中でも出来るだけ乗車したいと、時刻表を繰って計画を立ててみました。この「計画を立てる経過」というものは、実に楽しいものです。

ところで、今回の「完乗への旅」に当たり、手元に用意したのはこの「週末パス」という乗車券です。

「首都圏から東北南部付近」までの「JR東日本路線」
以外にも、沿線の「中小私鉄」などにも乗車できるというありがたいものです。
以外にも、沿線の「中小私鉄」などにも乗車できるというありがたいものです。
大人1名「8730円」で、「指定の週末連続日」に使用出来るのですが「乗車前日までの購入に限る」という条件がついていますので前日、成田入りした際に購入しておきました。
また、「特急券」を購入すると「特急列車」や「新幹線」にも乗車出来るということで、
状況に応じた使い分けが出来そうですね。

では、「成田駅」を出発。
地図では「上(北方向)」へ向かう「成田線」に乗車しました。
地図では「上(北方向)」へ向かう「成田線」に乗車しました。

発車してしばらく数分後、「イオンモール」の近くでこのコンクリート製の高架線路と立体交差します。

その高架線路が、田園の中に延々と続いていますが・・・

先ほどの地図では「黒い○」の箇所になりまして、列車は「下から上」へ向かっています。
「成田空港」へのアクセス路線、「成田スカイアクセス線」と「成田線」から分岐する
JR線路です。
「成田スカイアクセス線」についてはこちらもご参照ください。
当ブログ↓
「JR東日本 全線完乗への道!その14」(2015年8月16日アップ)


その「高架線」をくぐると、車窓には田園風景が連続します。

各駅停車なので各駅に止まって行きます。当たり前ですが(笑)
ただ、一駅、一駅ごと停車する駅で「田畑にそぼ降る小雨の音」がして、大変穏やかな気分になります。やはり雨でよかったです(笑)
その途中の「久住駅(くずみえき)」。まだ「成田市内」です。

実に、しっとりとした風景の中を走ります。
繰り返しますが、この風景では雨でよかったなと思います(笑)

「成田駅」から30分弱、「佐原駅(さわらえき)」(千葉県佐原市)に到着。
駅名標の「はなしょうぶ」が大人な感じですね。

この「佐原」は、古くから「水郷の街」として知られています。
周辺の地図を見てみましても、「霞ヶ浦」や「北浦」、そして「利根川」も近く、水運が発達して来たゆえの歴史があるようです。


わたしはこの「佐原駅」で下車、次の列車に乗り継ぐことにしているのですが・・・
接続列車は「跨線橋の向こうのホーム」、そして「接続時間もわずか数分」と、ちょっと焦ります(汗)
一本逃すと、あとの予定にかなりひびいて来るので・・・

何とか無事に接続列車に乗車出来ました。ぎりぎりでした・・・
ここからは「鹿島線(かしません)」で「鹿島神宮駅(茨城県鹿嶋市)」へ向かいます。
いよいよ「最初の県境越え」ですが、車内はご覧のようにガラ空きでした。

この車両、かつては「京浜東北線」などで使用されていたものだそうですが、「近郊向け」に座席もこの「向かい合わせ」の「クロスシート」に取り替えられ、トイレも増設の上、運用されています。乗り心地はなかなか良いです。

「鹿島線」に入っても、のどかで広大な「田園風景」がひろがります。
次回に続きます。
今日はこんなところです。