みなさんこんにちは。今日の話題です。

先日、仕事で「お遣い」を申し遣ったので、ここへ赴いて来ました。


「松屋町(まつやまち)」(大阪市中央区)というところです。

場所は「黒い○」のところに当たります。
「ミナミ」と呼ばれる「なんば」、「心斎橋(しんさいばし)」という「繁華街」、そして「ビジネス街」の「上本町(うえほんまち)」に至近のところで、この周辺は「問屋・卸売り店街」として古くから知られています。
特に、この「松屋町周辺」には「人形屋」であるとか「駄菓子」、「おもちゃ類」などを取り扱う店が集中しています。

その「松屋町交差点」は、東西方向の「長堀通(ながほりどおり)」と、南北方向の「松屋町筋(まつやまちすじ)が交差するところです。

その「長堀通」の上には「歩道橋」がありますが、その傍らには高い石垣が見られ、
民家が密集しています。
実は、ここはかつて「長堀川」という河川で、昭和39(1964)年に埋め立てられ「長堀通」になったものです。
ということは、この立っている場所はかつて「川の中」だった、ということになります。
そう言われますと、その「石垣の高さ」やその上に建っている「民家」の構図を見ますと「なるほど」と感じられますね。

さて、その「松屋町交差点付近」を起点に北へ、「阪神高速13号東大阪線」と「中央大通(ちゅうおうおうどおり)」の「農人橋(のうにんばし)交差点」までの間(黒い○で囲んだ区間)には、「人形屋」や「玩具類」を専門に取り扱う店が集まっています。

その「松屋町筋商店街」の案内図です。この区間、500~600メートルほどありますが、かなりの数の店舗がひしめき合っていることがわかります。

さて、「松屋町」には「大阪市営地下鉄 長堀鶴見緑地線(ながほりつるみりょくちせん)」の「松屋町駅」があります。
その「1番出口」という「超破格の立地条件」にそびえ立っているのは・・・


この「増村人形店(ますむらにんぎょうてん)」です。

交差点を挟んだ反対側にも、同じ「増村」の店舗があります。
この「増村人形店」ですが、大阪では「松屋町=増村人形店」という認識をされているほど有名なお店です。
毎年、「雛人形」や「五月人形」の時期が近づくと、「増村人形店のCM」がテレビでじゃんじゃん流れています。

さて、この「松屋町界隈」ですが、少なくともわたしの周りの大阪人で「松屋町」を「まつやまち」と呼ぶ人は見たことがありません。
背景のアーケードにありますように、ほぼすべての人は「松屋町」を「まっちゃまち」
と呼んでいます。
それとともに、「まっちゃまち」は「店先の商品を観るだけでも楽しい場所」という認識がなされているように感じます。
では、さっそくその「まっちゃまち」を観て行きたいと思います。
次回に続きます。
今日はこんなところです。