SANZEN-HIROBAを訪ねて その55 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「京阪電車樟葉駅前」にあります「くずはモール」(大阪府枚方市)内、「SANZEN-HIROBA」で行われていた、「坂本ケーブル」の「期間限定展示」を拝見しています。

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今日は、こちらのショーケースの展示から拝見して行きたいと思います。

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現在の「ケーブル坂本駅」です。
「びわ湖」の畔、「比叡山」に東方面から入る玄関口です。

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こちらは、「比叡山山頂」に近い「ケーブル延暦寺駅」。
「ケーブル坂本駅」と意匠が似ていますね。
「2階」はかつて「貴賓室」として使用され、幾多の著名人が利用したそうです。
また、「山頂」ということで、冬の時期は結構な降雪があるところでもあります。

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こちらは「現在のケーブル車両」。

ところで、この「坂本ケーブル」ですが、「ケーブル線」としては珍しく「途中駅」があります(「路線総延長」が2kmの路線なので、一般の鉄道でも距離的に「駅」があっても不思議ではないのですが…)。
その「途中駅」は、「ほうらい丘駅・もたて山駅」と言う駅です。
ただ、この2駅の周辺には民家などはなく、「ハイキングコース」が近くにある、ということで、利用者はその目的での下車がほとんどなのだそうです。

ちなみに、これらの駅で乗降するためには、

①「ほうらい丘・もたて山」駅に備え付けの呼び出し電話で「ケーブル坂本駅」または「ケーブル延暦寺駅」に「乗車希望する」旨をあらかじめ連絡する(そうしないと列車は通過してしまう)
②「ケーブル坂本駅」または「ケーブル延暦寺駅」で、乗車時、駅員さんに「事前連絡」することで駅に停車してもらう

という手続きが必要なのだそうです。なかなか興味深いですね。
どちらも周辺には民家はなく、いまブームの「秘境駅」のような印象を受けますね。

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最後のショーケース展示に移ります。こちらは「坂本ケーブルの四季」の様子です。

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「春夏秋冬」、さまざまな表情が見られるようで、それぞれの時期に訪問すると「全く異なる車窓が楽しめる」と言ったところでしょうか。
ちなみに、「冬季」は一部の期間以外、「山頂交通」が全て運休となるので、「比叡山への公共交通」はこの「坂本ケーブル」が唯一のものとなるそうです。
「大切な比叡山への足」なのですね。

今日はこんなところです。