みなさんこんにちは。
「自分の身近で春の訪れを感じる光景」を探す企画をしていましたのですが…
「桜の満開」にまるで合わせたかのように、大阪ではどこかしこでも「桜の花散らし」が始まってしまいました。

幾度か取り上げております「最寄駅前の桜の大木」(一昨日に撮影)。

やはり、「葉桜」になりつつあります(+o+)
しかし、今年は天候のせいか、「散り」が早かったので残念無念です…

さて、こちらは「天満橋(てんまばし)」(大阪市中央区)というところです。
先日、所用で立ち寄ったのですが…

この「天満橋」というところは、個人的には「二つの顔」がある場所だと思います。
まず「1つ目」は「ビジネス街」。
「大阪府庁」や「大阪府警本部」に近い「官庁街」であり、隣駅の「北浜」には「大阪証券取引所」もあるなど、駅前の「土佐堀通(とさぼりどおり)」は「オフィス街」として知られています。
「2つ目」は「自然あふれる街」。
地名にある「天満橋」は、「大川」という川に跨る大きな橋です。
その「大川沿い」には「豊かな緑」、そして「親水の雰囲気」を間近で味わえる「水の都・大阪」ならではの土地でもあります。
また、何と言っても「大阪城」が鎮座する「大阪城公園」が「駅の徒歩圏内」にあり、夏には「天神祭」での「船渡御(ふなとぎょ)」、「奉納花火」の観覧にはこの駅が最寄なので、大変賑わいます。


さて、時刻は「午前10時」を回った頃なのですが、この「天満橋駅」から多くの人々がこの先にある「天満橋」へ、それも「同じ方向に向かって行く」のが確認出来ます。

「横断歩道」を渡り、「駅構内」に入ってみます。
電車が到着する度に、それこそ「多くの人々」が嬉々とした表情で歩いて行きます。
構内には、「お寿司」や「苺大福」などの店舗が並んでいて、見ているだけでも楽しい光景です。
しかし、平日にも関わらずこれほど多くの人が向かう先にはいったい何が??

これです。
「春の大阪」では「これが欠かせない」、と言われるほどの「大阪の春の風物詩」、「造幣局桜の通り抜け」です。
ここ「天満橋駅」から北東へ歩くことおよそ15分のところに「大阪造幣局」があるのですが、その構内の「桜の並木」がとても美しく、毎年この時期に「一般開放」がなされているのです。
「オオテマリ」、「コデマリ」、「寒山」などと言う、市井で咲いているものとは異なる「珍しい品種」、そして「開花が遅い品種」が多いということで、毎年楽しみにしている人が多い「大阪の春の名物行事」です。

ただ、この「桜の通り抜け」は「南から北への一方通行」になっています。
「造幣局入口」の「南門」にはここ「天満橋駅」が主な最寄駅なので、これほどの賑わいになっている、という次第です。


しかし、「造幣局」のことを「英語」で「Mint」と言うのですね。
「タブレット菓子」みたいですね(笑)

さて、その「見物客目当て」のお店の中で、気になるものがありました。

その名も「造幣せんべい」(12枚入り@500円)。

これは以前に見たことがあり、知っていたのですがちょっと面白いですね。
今回、「お土産」として初めて購入してみることにしました。

こちらが「造幣せんべい」です。2箱買って来ました。
帰宅し、夕食後のデザート(?)として家族皆で頂くことにしました。

現在、流通している「硬貨」、「すべての種類」ですね。



しかし、よく出来ています。

わたしには「百円」と「五円」があてがわれました\(^o^)/
実はこの「せんべい」、神戸の「亀井堂」という関西では有名な「老舗和菓子屋さん」の商品で、とてもおいしいので期待していたのですが…
こちらもやはり、期待通りおいしかったです。
娘は「一番高いから」という理由で「500円玉」をすべて独占していました(笑)
「大阪」では、この「桜の通り抜け」が終わると、「春」から「新緑」の季節へと移り変わって行きます。
季節の移ろいは、実に早いものです。
今日はこんなところです。