みなさんこんにちは。今日の話題です。
今日は「公休」を頂いていたので、嫁と自宅からクルマで30分ほどの「大日イオン(大阪府守口市)」にやってきました。

実は、先日もこの「大日イオン」に嫁とやって来て、「自由時間」の間に「イオン前」にある「大阪モノレール」に乗車して来ました。
その際の記事です↓
当ブログ
「つかの間の空中散歩」~大阪モノレール乗車記 その1
(2015年2月7日アップ)
今日は「モノレール」には乗りません(笑)
ちょっと気になるものを「イオン」で見つけたので、それを取り上げたいと思います。

「大日イオン」は「本館」「別館」と別れて居まして、ここはそれらを結ぶ「連絡橋」です。
そこに、前回にはなかった「守口市の掲示板」がありました。

その中のひとつ。「守口大根」というものです。
名前の通り、ここ「守口」で主に栽培されていた「名物」だそうです。
ところで、「名古屋名物」でぬか漬けの「守口漬」というものがありますが、これは実はこの周辺で栽培されていた「守口大根」が由来なのだそうです。

その「守口大根」の写真が載っていました。
通常の「大根」と比べて、かなり細いですね。

その下には、「解説」がありました。
もともとは「室町期」から栽培が始まり、「秀吉公」が「京」と「大坂」を結ぶ「京街道」の「守口宿」に立ち寄った際、この「守口大根」を使った「ぬか漬け」の味を絶賛し、「守口漬」という名を付けた、とあります。
その後、ここ「大阪」では説明にもあるように、「宅地開発」などで段々と姿を消して行ったようですが、古くからこのあたりは「これら農作物」の栽培に適した土壌だったようで、隣の「門真市(かどまし)」ではいまなお「レンコン栽培」がなされていて、「名産物」になっています。
明治期から、今度は「愛知県」で栽培が盛んになり、当地の「名産物」として有名になった、ということだそうです
(秀吉公が「尾張国出身」ということも関係がある?のかはわかりません)。
「由来」となった「大阪・守口」では「栽培」自体がかなり衰退しているようですが、最近、これらの「復活」を目指して、さまざまな取り組みが行われているようです。
「物の由来」を知って「なるほど」と感じることも大切なことですが、このような「衰退した伝統あること、もの」を「復活させよう」ということも、同時にとても大切なことですね。
どちらかと言えば「大阪府」は「消費地>生産地」というベクトルが強いイメージがありますが、府下でも南の方へ行けば、水みずしい「泉州水なす」なども「名産品」として古くからありますし、スーパーへ行っても「大阪ブランド野菜」と言うものも目にすることも増えました。
この「守口大根」もそうですが、「生産地」としての「大阪ブランド」がより発展して行き、かつての「歴史」が甦ればいいことだなと感じました。
今日はこんなところです。