みなさんこんにちは。今日の話題です。
過日、所用で「大阪環状線(以下、環状線と称します)森ノ宮駅」(大阪市中央区)を利用したのですが、駅の内装などが大変「おしゃれ」になっていたので、それをご紹介したいと思います。

「内回りホーム」の「最前部」から下車したところ。

どこの駅にもある「駅名標」ですが、他の「環状線」の駅のものとは異なり、「黒基調」で「シック」な印象を受けます。おおよそ「環状線」らしくない意匠です(笑)
「環状線」は「JR西日本」を代表する路線のひとつで、「大阪のシンボル」でもあり、わたしも通勤でいつもお世話になっているのですが、実はこの「環状線」を「大改造する」という「プロジェクト」が「JR西日本」から発表されました。
(参考)
JR西日本 公式ホームページ内 「JRおでかけネット」
「大阪環状線改造プロジェクト進行中!」
何でも、「乗客が多い割には駅施設・駅構内の設備が古い」「トイレが汚い」「車両が古い」…などという苦情(?)が多いそうで、「大阪のシンボル」としてこれらの「改善」を行う、という「プロジェクト」だそうです。
実はこの「森ノ宮駅」は、その「プロジェクト」の「最初の事業」が行われた駅のひとつなのです。
では、恒例の「駅構内ウォッチング」を開始します(笑)

まずは、柱の「駅名標」です。
「環状線」の「ラインカラー」は「赤」なので、それをモチーフにしていますね。
目に留まるのが、看板の上、「●印」で表記された「駅名配置」の表でしょうか。
この「●印」は、「大きいもの」は「主要駅(上が『大阪駅』、下が『天王寺駅』)」を表していて、また「●印の数」は「実際の駅の数と同じ」表記がなされている、ということなので、見た目にも「ああ、あと何駅か」とおおよその場所がわかるように工夫されているので、これはよく考えられていますね。

続いては「滞留スペース」です。
「古い鉄骨」も含めて「黒基調」になっており、「落ち着いたイメージ」を受けます。

このような「革張りのベンチ」は、少なくとも「環状線」の駅ではいままで見たことがありません(>_<) 「本気度」を感じますね。

ホームから改札へ、階段を下ったところです。

これは、本当にわかりやすい!
「環状線全駅」が表記されていて、「目的地までの駅」の数がよくわかります。

こちらは「外回り」のものです。

改札へ向かう階段付近の案内です。

いままで見られなかった、シンプルでわかりやすい「ピクトグラム」ですね。
「環状線」では、これまでは「大阪駅」の「新装工事」の際に「新設」されたものくらい
しか目にしたことがなかったですね。

再度、「内回りホーム」に上がって来ました。
反対の「外回りホーム」も、同様の意匠のようです。

待つことしばし。「内回り電車」が入って来ました。

この電車、「103系」と言うのですが、「旧・国鉄時代」からの車両で、「老朽化が激しい」「乗り心地が悪い」などの理由で「あまりいい話」を聞きません。

「大改造プロジェクト」は、これらの「駅構内の改装方々」だけではないようです。
先の「103系」や他の「201系」と言う「旧・国鉄時代」の車両を「来年度(2016年)」からこの「323系」と言う「新型車両」に「全て置き換える」と言うことが「大きな目玉」になっています。


この「323系」は「環状線専用車両」として運用される予定になっており、来年度からは「車両の陣容」が大きく変わりそうですね。
「大改造プロジェクト」、徐々に工事などが進行しているようです。
随時、「大きく変貌しつつある環状線」と、「その様子」を取り上げて参りたいと思います。
今日はこんなところです。