みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「買い物にいそしむ嫁」と別れ、「1時間の自由行動時間」で「大日駅」(大阪府守口市)から、「大日イオン」前を走っている「大阪モノレール」に久々に乗車しているところです。

その「大日駅」から「大阪空港」ゆきに乗車。
運転台後方からの眺めですが、やはり「前面眺望」を意識してなのか「窓」が広いことが特徴でしょうか。
また、運転室左横には「2人掛け」の「前方固定シート」もあり、「眺望を楽しみたい乗客」にとっては「人気」になっているようです。

左隣は「近畿自動車道」と「大阪中央環状線」です。
どちらも、「大阪東南部を南北に縦貫」する「大動脈」で、「終日多くの通行量」があります。

「大日」を出てしばらくし、「淀川」を渡ります。
「守口市」と「摂津市」の境界であるとともに、「北河内地域」と「北摂地域」との境目でもあります。
長年、この「淀川」を境にして「生活圏」が違うところでしたが、この「大阪モノレール」の開業で、従来「あまり行き来のなかったこれらの地域の往来」という「あらたな需要」で「乗客増」につながっている、ということです。

車窓から眺めた「淀川」です(京都方を望む)。
源流は「琵琶湖」で、主に知られているのは「琵琶湖南端→瀬田川(「琵琶湖から唯一流れ出す川」です)→宇治川→(木津川・桂川と合流)→淀川」というルートです。
かつて明治期までは、「京」と「大坂」とを結ぶ「三十石船(さんじゅっこくぶね)」という「貨客船」が「淀川」に運航されており、主要な「交通手段」でした。

さて、その「淀川」を渡ると「南摂津駅」が見えてきました。
「南摂津駅」を始めとして、「摂津市」には「大阪モノレール」には2つ駅があるのですが(JRには「千里丘駅」、阪急には「正雀駅」「摂津市駅」という駅がありますが)、「市役所近辺」には「モノレール開業」まで「鉄道駅」がなかったので、「開業」で「面目躍如」した、といったところでしょうか(と、「摂津市在住の知人」がその様な趣旨の話をしていました)。

さて、「大阪モノレール」は「ワンマン運転」が原則となっています。
都合、「扉の開閉」や「ホームの安全確認」なども「運転士さん」が行うことになっています。
「扉閉め」をしている間に「運転台」を撮らせて頂きました。
制御機器は「右側のハンドル」で、「ワンハンドル方式」(クルマで言うと「ブレーキ、アクセルともに同じハンドルで運転を行う」と言ったところでしょうか)です。

「南摂津駅」を出ると、「大きな曲線」が目に入って来ます。
「モノレール」の場合、「急勾配・急カーブに対応がしやすい」という「利点」があるので、このような「勾配、カーブ」などは結構見られます。
ところで、「少し先の高架」に何か走行しているものが見えるような…

「モノレール」の線路の下に「高架線路」が見えて来ました。
これを跨ぐように「高架」は大きく「盛り上がっている」ことがわかりますが…
実は、この先の場所こそ「大阪モノレールの車窓」で「3本の指に入る」と言われる程の「名所」があります。
次回に続きます。
今日はこんなところです。