みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「旧東海道 30番目」の宿場街だった「舞坂宿」周辺の散策をしています。

前回は、この立派な「史跡 旧東海道松並木」を拝見しました。
やはり、「街の中に緑がある」ということはいいことですね。心が安らぎます。
ここで「旧街道」の散策はおしまい、ということで至近の「舞阪駅」に向かいます。
美しい浜名湖や富士山まで見られ、また宿場街では脇本陣など、勉強になることばかりで、「はるばる来てよかったなあ」というのが率直な感想です。
お世話になった方々、ありがとうございました。

さて、そんな旧街道のたたずまいとは180度異なるような、すこぶる近代的な「舞阪駅」に到着しました。



昔からある駅なのですが新しい橋上駅舎なので、最近新築されたのでしょうね。

ここからどうするか…ですが、東へあと2駅行くと「浜松駅」。
浜松駅では幾度か下車したり、乗り継ぎしたことがあるのですが、周辺を散策したことがないので行ってみたいところではあるのですが、時刻は「午後1時半過ぎ」。
先へ進んでいると、なんせ大阪から在来線で来ているがため、帰りが遅くなりそうなので、残念ながらまたの機会に譲ることにしたいと思います。
ちなみに、前回「浜松駅」に下車した際の記録はこちらです。
当ブログ↓
「18きっぷで真夏の旅2010 その11 浜松駅」(2010年7月31日アップ)
(東海道線の「新所原」から第三セクターの「天竜浜名湖鉄道(天浜線)」に乗車し、浜名湖北部の「西鹿島」から「遠州鉄道」に乗車、「新浜松」に抜けた、という日帰り旅でした)
ということで、下りの豊橋ゆきに乗車することにしましたが、電車が出たばかりなので20分ほど待ち時間があります。
ここで恒例の「駅周辺ウォッチング」を敢行したいと思います(笑)

まずは改札口横にあったこれ。
「浜名湖競艇」「蒲郡競艇」「浜松オート」の「当日の出走表」です。
「これを見ながら、電車の中で予想をする…」というヤツですね。
今日は「蒲郡競艇」の開催日のようですね。
旅に出ると、こういった「公営ギャンブルの出走表を入れている棚」は良く見かけるのでわたしにとっては「あまり珍しいもの」とは思わないのですが、不思議なことに関西ではこういった類のものはあまり見かけません。
また、「オートレース」は関西にはないので、新鮮な感じがします。

今度は、駅北側の様子を見てみます。
こじんまりとしたロータリーがあり、写っていませんが右下には「遠鉄バス」の浜松駅ゆきが発車待ちをしていました。
その後方には東海道新幹線の線路があり、頻繁に列車が通過して行きます。
「これだけ頻繁に走っているのだから、20分待っているわたしひとりくらい乗せて行ってくれれば」などというのは(以下略)

冗談はさておき、駅構内で目に留まったのがこの「海抜」の表示。
こちらはその駅構内、階段横にあったもの。

こちらはコンコースにあったもの。

静岡県をはじめとして、東海地方では古くから「東海地震」の危険性が指摘されているのは有名な話です。
最近では、「東南海地震」と言った表現もされますが、よしんばこれらが同時発生した場合などは、大変な被害が想定されます。
この解説は「防潮堤整備」の話のようですが、この周辺であると、浜名湖や遠州灘に近い土地なので、津波による浸水被害が大変心配です。
「防災意識」というものを常に持っておくことの重要さを感じます。

さて、下り列車の発車時刻が近づいて来ました。「13時48分発」です。

都合、隣の「弁天島駅」から一駅、東京寄りへ徒歩移動した格好になりました。
いい運動でした(笑)

時間柄、車内は空いていて、新居町駅の観光案内所のおねえさんがおすそわけしてくださったミカンをおいしく頂きました(「ちょっと酸っぱいかも知れないけど」とおっしゃってましたが、大変甘かったです。ごちそうさまでした)。

20分ほどで再び愛知県に入り、「豊橋」に到着。
時刻は午後2時10分を過ぎたところ。ここで乗り換えます。

次の名古屋方面への列車の乗り継ぎ待ちで時間があるので、いったん改札を出てみます。
豊橋では路面電車も走っていたりするので、乗車してみたいところですが、こちらもまた次の機会にゆっくり訪問してみたいと思います
(ちなみに「全線未乗車」です…)。
次回に続きます。
今日はこんなところです。