みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「浜名湖畔」に面する、「旧東海道 30番目」の「宿場街」、「舞坂宿」跡を散策しています。

「舞坂宿」跡はこの辺りで終点。
「旧東海道」、「国道1号」と再度交わる、「新町交差点」という場所に出ました。
ここから先、およそ「600m」という長さにわたり、「江戸時代」に整備された「旧東海道松並木」という史跡があります。
「とにかく立派なんです!ぜひ、見て帰ってください!」と、「観光案内所」の方にすすめられましたので、楽しみにしていました。

「文化財を大切にしよう」…全く、その通りですね。
先日の「脇本陣」跡といい、この「松並木」といい、「昔の生活や習慣、その時代の世間の様子」などを垣間見て「なるほど」と感心したり、そこから少しでも「記憶に残しておく」とか「何かを感じ取る」ということも「歴史から学ぶこと」なのだと、「歴史好き」のわたしは思っています。

この「松並木」はもちろん、「旧東海道」筋です。
かつては、多くの旅人でにぎわったのでしょうね。


途中に、この「松並木」に関しての「碑文」がありました。
見てみますと、「江戸幕府」のはじまりから間もない時期の「慶長9(1604)年」に、「幕命」により「クロマツ」が植樹され、以降、大切に守られて来たものだそうです。
それでは、以降はこの見事な「松並木」をご覧ください。




「真冬」なので「害虫対策」の「菰」が巻かれていますね。


「松の木」が林立している場所では、結構な大きさの日陰が出来るほどです。
暑い夏の日などは、ここで旅人が休んだりしたのでしょうね。



「松並木の中のバス停」。「浜松駅方面」に行くもののようです。

立派な「大樹」の中に、まだ植樹されて間もないと思しきものもありました。
「これから育って行くのだ」と言ったところですね。




ここで「松並木」は終点です。
これほど長い距離に、それもこれだけの数(300本以上だそうですが)の「大樹」がいまなお育っている、というのを目にするのははじめての経験でした。
これからも無事に保存され、「歴史の証人」として、多くの人の「目の保養」になればと思いますし、また、これほどのものを立派に維持・保存されている関係者の方々のご苦労とご尽力に、敬意を表するところです。
さて、「新居町駅」からの「旧東海道 舞坂宿」の散策はここでおしまい。
清々しい気持ちになったところで、近くの「舞阪駅」に向かいます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。