「今日の撮影記録」 その3~2014.11.10 「京阪電車 記念スタンプラリー」後編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんにちは。前回からの続きです。
「京阪電車」で11月中旬まで行われていた、「記念スタンプラリー」を巡っているところです。
 
いよいよ最後の「ゴール駅」、「中之島」駅(大阪市北区)へ向かいます。
 
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京都から「京橋」駅に戻って来ました。ここで「中之島ゆき」に乗り換えです。
停車していたのは「5000系」です。
 
この「5000系」ですが、特徴的な点がたくさんある珍しい車両でもあります。
車内も空いていたので(笑)その珍しい点をご紹介して行きたいと思います。
 
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車内の様子。心配するほどがらがらなのですが…
 
「5000系」は、「日本初の5扉車」として昭和45(1970)年に登場し、高度経済成長著しかった時代に通勤輸送に大きな役割を果たした車両で、登場から40余年経過した現在でも、通勤ラッシュ時には大きな威力を発揮しています。
 
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一番の特徴は、やはり側面にずらっと並んだ「扉」でしょうか。
原則的には「平日ダイヤの朝ラッシュ時」に「第2・4扉」を使用し「5扉車」として、それ以外の時間帯にはその部分に座席が設置され、「3扉車」として使用されています。
 
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「5000系」の「第2・4扉」は「ラッシュ用扉」と呼称され、普段は「扉の前に座席が設置されている状態」になっています。
 
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「平日朝ラッシュ時」には、天井部分のスペースへ座席を折りたたんで収納し、扉が使用出来るようになっています。
 
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「ラッシュ用扉」の部分を側面から見たところです。
 

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この「ラッシュ用扉部分の座席」と「通常の座席」の間には、このような「仕切り」があります。
個人的な思い出で恐縮ですが、この「ラッシュ用扉部分の座席」の端部分は「仕切り」の奥行きがあって、居眠りするのにはもって来いだと思っています(笑)
 
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学生時代、京都の大学に通っていたわたしはよく終電近くの京阪で帰宅していましたが、たまたまなのかこの「5000系」の「急行」に乗車することが多く、このスペースが空いていると真っ先に席を確保して、ここにもたれて大阪までの4、50分をゆっくりと爆睡しつつ帰宅していたことを思い出しました。
 
「京阪特急」が「ノンストップ」の時代で、夕方のラッシュ時間の後は京都方の各駅から「急行」に乗車すると「大阪」まで先着する時代でした。いまとなってはいい思い出です(笑)
 
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それはさておき、「ラッシュ用ドア」付近には京阪独特の「スプリング式吊り皮」が設置されています。
乗降時、妨げにならないようにという工夫がなされています。
 
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「吊り皮」を持つと、このように「長い吊り革」になり手を離すともとに戻ります。
 
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今度は、「ラッシュ用ドア」の外観です。
 
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「ドア」には、このようなステッカーが貼られ、識別が出来るようになっています。
 
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通常の扉とは異なるのが、「ラッシュ用扉」は「上半分」が「アルミ地肌」になっていることも差異として挙げられるでしょうか。
ちなみに、「座席昇降システム」は「世界初」で、登場当初は「特許」を持っていたそうです。
 

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さて、「5000系」の細部観察が先になりましたが、終点「中之島」駅に到着しました。
副名称は「大阪国際会議場」、「グランキューブ大阪」です。
 
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時刻は夕方4時前。「夕方のラッシュ前」ということもあってでしょうか、ホームは閑散としていました。
朝夕にこの駅に来たことはないのですが、同じ「大阪方のターミナル駅」の「淀屋橋」駅と比べるとややさびしい感じもします。
 
さて、この駅で最後の「スタンプ」を捺し、ようやく「全ポイント」にたどり着きました。
 
ここからは、「今日一日の努力の結晶」と言うとおおげさですが、「スタンプ台紙」と「景品」をご紹介したいと思います。
 

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こちらは「2200系」のもの。
「ラリー駅」は「守口市」「香里園」「伏見稲荷」駅。
「ゴール」は「京阪百貨店守口店6階おもちゃ売り場」でした。
 
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「台紙」には「諸元表」や「編成表」も記載されていました。
 
一時期は「100両以上」を誇る車両数でしたが、現在では「半端車」を含めて「66両」と減少してしまいました。
「スタンプラリー台紙」にも記載がありましたが、「登場から50年」ということもあってか、今後の動向が気になるところです。
 
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こちらは「7000系」のものです。
「ラリー駅」は「中之島」「萱島」「淀」駅。
「ゴール駅」は「中之島」駅でした。
 
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こちらは「8000系」のものです。
「ラリー駅・箇所」は「淀屋橋」「くずはモール SANZEN-HIROBA」「三条」駅。
「ゴール」は「くずはモール 本館 インフォメーション」でした。
 
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各コースで記念に頂いた「ヘッドマークコースター」です。
「記念ヘッドマーク」と同じデザインで、いい記念になりました。
 
ということで、「1日で3コースのスタンプラリーをこなす」という荒業に至った訳ですが(笑)「普段は乗車しない時間帯」、「乗車しない列車」などを経験することが出来て、また違う側面の「京阪電車」を垣間見られた一日でした。ですが、期間ぎりぎりまで「スタンプラリー」しなかった「自業自得」ゆえにさすがに疲れました(>_<)今度はまた、ゆっくりと沿線巡りをしたいなと思います。
 
今日はこんなところです。