近鉄奈良線 東花園~若江岩田間 上下線高架化レポート!その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんにちは。さっそく、今日の話題です。
 
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こちらは、「大阪府中部」に位置する、「大阪府第三の人口規模」を有する「東大阪市(ひがしおおさかし)」から月2回、発行されている広報誌「東大阪市政だより」(2014年10月15日付)です。
 
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一面を飾るのは、市の中心を走る「近鉄奈良線」の「東花園~若江岩田」間の「上下線高架が完成」という記事でした(下り線=奈良方面は既に高架化済み)。
 
この「奈良線」と交差する「道路渋滞」の緩和や「あらたな都市計画」として、長年、高架化工事が進められていたわけですが、先月21日の始発列車からこの区間の「上り線=大阪方面」の高架化が完成し、既に完成している「下り線=奈良方面」の路線と合わせ、「完全高架化」が完成しました。
 
先の「市政だより」でも、「高架工事」の進捗状況が事細かくレポートされていたのですが、「中河内住民」のわたしとしては、計画の詳細な発表時点から動向を気にしていたこともあり、少々遅ればせながらその「新・高架区間」を見て参りましたので、その様子をシリーズでお届けしたいと思います。
 
※シリーズの後半では「高架化前」に撮影していた画像も取り上げたいと思います。
 
さて、「近鉄電車」の大阪方の主要駅、「鶴橋駅」から「奈良線」の「普通 東花園ゆき」に乗車します。
途中の「布施駅」から「東大阪市」になるのですが、この区間からは既に30年ほど前に、近代的な高架化がなされています。
 
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「鶴橋駅」から約10数分、「八戸ノ里(やえのさと)」駅に到着。
「ホーム2面 線路4線」の「退避駅」です。
 
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乗車している「普通 東花園ゆき」もここで「後続列車の退避」をするようで、「待避線」に入ります。
 
「上り線=大阪方面」にも「普通列車」が「退避中」。
 
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先に「大阪方面」の「快速急行」が通過。
 
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続いて「奈良方面」への「快速急行」が通過。
 
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さて、「退避」が終わり出発です。この先が「新・高架区間」です。
 
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後ほど取り上げますが、この先の「東花園検車区」から出庫した「アーバンライナー・プラス」とすれ違います。
 
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「奈良線」を跨ぐのは「近畿自動車道」、線路の下は「大阪の主要幹線道路」である「大阪中央環状線」です。どちらも、非常に交通量が多い道路です。
従来は、この2道路と交差するところまで「高架化」がなされており、この先が「地上区間」でした。
 
この先、線路が左方向に曲がっていますが、ここからが「新・高架区間」と「従来の高架区間」との切り替え地点です。
 
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「切り替え地点」が近づいてきました。
 
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「切り替え地点」です。
 
線路が3本ありますが、左から「奈良方面への線路」「大阪方面(今回、高架化された)への線路」、途中でレールが切られている「旧・大阪方面(今回の高架化で廃止された地上区間)への線路」です。
 
ちなみに、この区間の「高架化」の「順序」としては、
「奈良方面への高架線の建設」
         ↓
「奈良方面への線路の高架化」
                 ↓
「奈良方面への地上線路を撤去」
                 ↓
「奈良方面への地上線路を撤去した跡地に、大阪方面への高架線路を建設」
         ↓
「大阪方面への高架線路へ切り替え」(今回の工事)
 
といったところでしょうか。
 
最近の「都市区間」での「高架化」では、「仮線(かりせん、高架工事をするに当たって一時的に線路を切り替えのために仮に移設するスペース)」が確保しにくい、ということが問題になっているようですが、この区間の場合は、現地を見ていると、かつての「地上線路」の横に「1線路分ほどの空スペース」があったので、高架線を敷設しやすかったようです。
あくまでも個人的な主観ですが…
 
さて、電車は「若江岩田駅」に向かいます。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。