みなさんこんばんは。
前回からの続きです。
大阪と和歌山を結ぶ「JR阪和線」、その前身の「阪和電気鉄道」の昭和初期、開業当初の面影を探す旅をしています。

この日は朝からずっと雨模様。
画像に雨粒がへばりついて、見づらいのはご容赦ください。

前回の「長居駅」から2つ目、「杉本町駅」に到着です。



駅名標に「大阪市立大学前」とあります。
広大な敷地を有する「大阪市立大学」の最寄駅で、終日学生でにぎわっています。

普通電車しか停車しない駅なのですが、ホーム周りの設備は開業当初からの姿
をそのまま残しています。

ホーム上屋の様子です。

阪和線のこの手の駅によく見られる「木製の支柱」です。支持部分が特徴的ですね。

こちらは、改札口へと向かう「跨線橋」。
だいぶ年季が入っています。


ご覧いただいたように、乗降客が多い割には「バリアフリー化」されておらず、市大の
学生たちも大学と反対側にある改札口から大回りしないとたどり着けないため、「バリアフリー化」と大学敷地に直結する「東口」の新設工事が近々、開始されるようです。

跨線橋から線路を眺めてみます。
こちらは天王寺・大阪方面。
ちょうど快速電車が通過していくところです。

こちらは和歌山方面の様子。
この駅、2面4線になっていて、上り(和歌山方面)は内側が、下り(天王寺・大阪方面)
は外側が通過線という、やや変則的な配線でもあります。昼間は、大阪から和歌山方面に向かう「普通電車」が「快速」や「特急」に初めて抜かれる駅です。


乗車してきた「普通」も、例によって「快速」の通過待ちのため5分ほど停車。
その間に、構内をじっくり見て来れました。
さて、次の駅、「浅香(あさか)」へ向かいます。
次回に続きます。
今日はこんなところです。