みなさんこんにちはー
ゴールデンウィークに入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
わたしは仕事と休みがごっちゃです(^^ゞ
前回からの続きです。
「JR東海 リニア・鉄道館」にやって来ています。

今日は、この「EF58 電気機関車」からです。

やさしい顔つきですが、実に堂々としています。
東海道新幹線開業前、東海道・山陽本線の主要な特急列車の先頭に立って活躍
していた、現在でも高い人気を誇る機関車であります。
わたしも大好きです!(^^)!
特徴としては、流線形もそうですが牽引する列車に合わせて、茶・青・水色などと
異なる塗装を施されていたことでしょうか。

キャブの様子(助手席側から)。

同じくキャブの様子(運転席側)。

鉄道ファンからは「国宝級」とも称される「EF58」。
現在も稼働可能な機もあるそうです。

この「EF58」に牽引されているのが、この「スハ43形 客車」です。

戦後の混乱期を脱した昭和20年代後半、従来の客車のレベルアップを目的に新造
された客車で、東海道・山陽・東北各線の特急列車に連結されていた車両です。
特急用というだけあって、座って見ますとふわふわした座席モケットでした。

続いては、変わり種のこちら、「鉄道院 ホジ6005形式蒸気動車」です。

車内は見た感じ、ロングシートがならぶ普通の客車のようですが…

運転台にはこんな大きなボイラーが!
「ディーゼルカー(気動車)」が登場する前の時代、1912(大正元)年に登場した、
「客車に蒸気機関車の動力を取りつけた」という珍車です。

ちなみに、正面の観音扉から簡易にボイラーを取り出し、メンテナンスすることが出来たので現場からは好評だったそうです。
「蒸気機関車+客車」とは、よく考えられたものです。
しかし、よく考えてみれば「蒸気機関車」で客車を1、2両牽引するような旅客の需要だったらば、一両で運転出来るこの「蒸気動車」の方がよほど効率的ですよね。
ちなみに、この「蒸気動車」、当地に来るまでは、「博物館明治村(愛知県犬山市)」
で保存されていました。
以前、「明治村」に行った折に写真を残していましたので、掲載しておきます。

正面扉が開いてます(^^ゞ
構造がよくわかります。

2002(平成14)年11月撮影。
次回に続きます。
今日はこんなところです。