ツアーバスで春の名古屋へ その5 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんはー
春の名古屋へやって来ています。
遠回りしながら、ようやく目的地の「JR東海 リニア・鉄道館(名古屋市港区)」に
到着しました。
 
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さあ、どんな展示があるのか楽しみです。
 
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エントランスをくぐります。
 
そこには、薄暗い中、「世界最速」を叩きだした3両の車両の展示コーナーです。
 
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まずはこちら、「C62 17号機」です。
1954(昭和29)年、狭軌(線路幅1067ミリ、旧国鉄・JRの標準線路幅)での「蒸気
機関車世界最高時速」である「129km/時」を記録した車両です。
 
「C62」という蒸気機関車は、東海道・山陽本線などで数多くの特急列車を牽引した「エリート機関車」として、現在でも人気が高いことで知られています。
「日本で最後の蒸気機関車の定期運用」を担ったのも、北海道に渡った「C62」で
した。ちなみに、1975(昭和50)年のことです。
 
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プレート周りです。
 
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「蒸気機関車」を問わず、「機関車」には所属する機関区を示した「区名札(くめい
ふだ)」というのが差し込まれています。
特徴のある「名」と言う字、「名古屋機関区」です。
(現在は廃止され、「JR貨物 稲沢機関区」(愛知県稲沢市)に移管されています)
 
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キャブの様子です。
 
うちの母親がよく話していたのですが、夏休みなどに田舎へ帰省する際に、蒸気
機関車が牽引する列車に乗車して、トンネルが近づいたら大騒ぎやった、とか言
っていたのを思い出しました。
 
特に機関士の方々は、「夏は暑く、冬は寒い」という過酷な環境だったのですね。
 
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続いては「蒸気機関車」から一気に飛んで、「新幹線」。
「955形式 新幹線試験車両(通称300X)」です。
 
「試験車両」という名の通り、「高速走行試験」を目的としてJR東海が開発した車両
で、1996(平成8)年、「電車方式」で「世界最高時速」の「443km/時」を記録しました。
 
引退後は「米原駅」近くで保存されていました。
 
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最後はこちら。
「超電導リニア MLX-01-1」です。
 
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実用化に向けて、ルートの選定などが進んでいる「リニア新幹線」。
 
現在、山梨県内で設けられている試験線で日々、高速走行の実験が行われて
いますが、これは、2003(平成15)年、「鉄道の世界最高時速」である「581km/時」
を記録した車両です。
 
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この、スライドするドア! まるでスポーツカーのようです。
 
実はこの車両、わたしは「初対面」ではないようです。
2005(平成17)年の「愛・地球博(愛知万博)」の「JR東海 超電導リニア館」の前で
展示されていた車両だとのこと。
 
ということは、6年ぶりの再会ですね。
 
(「万博当時」の詳細はこちら↓
 「PLAYBACK EXPO2005 「愛・地球博」見聞録~その1~
 
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現在、構想段階から実験線の延伸、あるいは具体的なルート選定に入っている
「リニア新幹線」ですが、開通すると「東京⇔名古屋間」が40分だとのこと。
長時間の利用を想定していないのか、座席は新幹線よりも簡素な感じがします。
 
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車両後方から。
「筒」って感じですね。
 
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早く実現してほしい、「リニア新幹線」です。
 
さて、この先には「本格的な展示ホール」があるとのこと。
お楽しみに~♪
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。