みなさんこんばんはー
今日は、ちょっとこみあげて来るものを感じた話です。
仕事柄、クルマに乗ることの多いわたし。
車中ではやはりラジオをかけているのですが、毎週土・日の夕方(今日もでしたが)に当たった時は、NHKの「地球ラジオ」という番組を聴くことが多いです。
(参考:NHK「地球ラジオ」公式ホームページ http://www.nhk.or.jp/gr/)
日本ではNHK-AM、また、インターネットに接続すると「世界中どこでも聴ける」と
いうのがウリの番組で、普段は、「リスナーからの季節の便り」とか「質問コーナー」など、いつも海外の興味深い情報を入手出来るので楽しみにしているのですが、
今日の放送、東日本大震災後最初の放送ということもあってか、その話題が中心
でした。
今日もいつものごとく、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどに住む日本人の方々からのレポートがあったのですが、レポートを聴いて、共通して感じたのは、その先々の人々が、「地震の被害を我が身のごとく捉えてくれている」ということです。
「街を歩いていると全然知らない人から『あなたの家族は大丈夫なのか』と聞かれた」とか、「震災の犠牲者の『追悼ミサ』を市を挙げてする」とかいう話をラジオから
聴いていると、まるで「自分の身内のことを心配してくれているのか」と感じました。
わたしは被災者ではありません。
被災者の方々の、言葉では言い表わせない、辛い、苦しい、厳しい現実に直面して
いる訳でもありません。
でも、「ラジオ」というフィルターを通じても、世界の人々が、日本に心を寄せ、真剣
に向き合ってくれているのだな、と。
理屈を抜きにして、ただひたすらに心配してくれているのだなと。
世界中、どこに居ても「人」は「人」、「悲しみ」や「嬉しさ」というのは同じ感覚なのだな
と感じます。
日本人の一員として、とても力強く、うれしく思い、清々しい気分にさえなりました。
今も救助を待っている被災者がたくさん居られます。
わたしも、力になれることはなんでもしたいと思います。
今日はこんなところです。