PLAYBACK EXPO2005~「愛・地球博」見聞録~ その26 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんは。
雪の大阪から、「愛・地球博」見聞録に戻りたいと思います(^^ゞ
 
メイン会場の「長久手会場」から、サブ会場の「瀬戸会場」にやって来ています。
 
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前回ご紹介した「市民パビリオン」を抜けると、この「海上(かいしょ)広場」に
出ます。
さまざまなイベントや、ワークショップ、あるいはコンサートなどが行われる所
だとのこと。
こちらは「紙芝居」ですね。
 
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こちらは、万博公式キャラクターの「モリゾー」と「キッコロ」を、縫製工場から出た
古い布で縫って行きましょう、というイベントでした。
 
では観覧記です。
 ○海上広場(かいしょひろば)
 (初来館)05/04/25
   (形式)展示自由観覧・屋外実演など
   (待ち時間)―
 (また来たい度)―
   (対象)万人
 (内容)―
   (ハード面)―
   (総合評価)―
   市民パビリオン1F前に広がる海上広場。
  「市民参加」にふさわしく、手作りの催しや展示が主である。
  端切れを使って参加者自身で作る草履、廃油を再生する過程の紙芝居、なか
     でも目についたのはこれも縫製工場から出た端切れで、2005人の参加者を
     得て作るモリゾーとキッコロのぬいぐるみ(人形?)など。
  しかし、長久手会場と比較すると、とても同じ万博の会場とは思えない。
  雰囲気がとてものんびりして、和やかでいい。
 
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さて、この「瀬戸会場」にももちろんパビリオンがあります。
今日はこの「瀬戸愛知県館」を訪問したいと思います。
 
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パビリオンを入ったところで、まずは「森の書斎」というこの展示を観覧します。
失われつつある「日本の原風景」といったことの展示でした。
 
このあと、「森の劇場」と銘打ったシアター観覧が続きます。
「森」の神秘的な生態が印象的なものでした。
 
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シアターに続いては、こちらのミュージアム・ギャラリー観覧です。
 
手前の大きな「繭」、「ニホンオオカミ」など、絶滅した動物の展示がありました。
 
結構、迫力ありました。
 
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さて、パビリオン内部にそびえたつこの大きな「コナラ」の木。
 
もともと、この地にあったものだそうですが、やはり「環境万博」、と言うだけあって
そのままの形で残してあるとのこと。
 
では、観覧記です。
 ○瀬戸愛知県館(せとあいちけんかん)
 (初来館)05/04/25
   (形式)映像誘導観覧・展示自由観覧
   (待ち時間)約10
 (また来たい度)☆☆☆☆
   (対象)万人
 (内容)☆☆☆☆
   (ハード面)☆☆☆
   (総合評価)☆☆☆☆
   市民パビリオンから海上広場を抜け、エスカレーター・階段を降りたところ
    の左側にある。アテンダントの方々が盛んに呼び込みをしていた。
  (ちなみに右では瀬戸日本館の案内をしている)。
 
   まず入り口を入ると、希少動植物のパネル展示がある。また、飾りだろうか
   植物図鑑などが雑然と並べられているのが目に付く。ここでシアター上映待ち。
   シアター内は木の香りが心地よい(ただ階段が若干狭い)。
 
   内容はここ、瀬戸会場を取り巻く自然についてである。
   ミュージカル風に始まり、万博を開催する上でよく知られている話である、当初
   はこの瀬戸会場の海上の森をつぶしてメイン会場にする予定であったということ、
   このパビリオン建設予定地にコナラの木があり、切るのは忍びなくパビリオン内
   に移植した話など。建設眼目としては「名古屋」という大都市の近隣にこの様な
   すばらしい自然が残されている、という事実を啓発するものだと言えよう。
 個人的には「木が水分を吸い上げる音」の実録などが興味を引いた。
 
 瀬戸会場、いや「環境博」と目されている愛知万博の成り立ちというか自然との
 共存共栄を知るには一番のパビリオンだと思う。
 
 シアター観覧後は、愛知県下の小学生が文具などで作った昆虫などの展示、
 また絶滅したニホンオオカミ、カワウソ、アザラシの模型、先述のコナラの木を
 至近距離で眺めることが出来る。
 
 1F出口のすぐ横には瀬戸日本館の入り口があり、至便である。
 こことセット観覧する人がほとんどであり、実際日本館の係員が「○○時から上映
 の日本館の整理券をお持ちの方、先に愛知県館さんをご覧ください、それから
 5分から10分ほどの待ち合わせでこちら(日本館)の入場が出来ます…」などと
 いう案内をしているのを幾度となく目にした。
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。