京阪電車開業100周年記念 「大津線感謝祭」訪問記 その2 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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みなさんこんばんは。
前回から少し日が空きましたが、先日訪問した京阪電車錦織(にしごおり)車庫(滋賀県大津市)の一般開放
イベント、「大津線感謝祭」の続きをお届けします。
 
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さて、「電車運転体験」の抽選結果待ちの間、しばらくぶらぶらします。
と、テントに人だかりが…
 
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その後ろには、「線路の敷石」(バラストとも言います)が山積みになっています。
 
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この「バラスト」にイラストを施すコーナーでした。
もとは「砂利」ですからいろんな形があって、置いてある見本を見ているだけでもおもしろいものです。
 
と、ここで先の抽選の結果発表のお時間~
 
見事にはずれでした(^^ゞ
 
意外にも(?)娘は残念がっていました。
「運転体験」という趣旨を理解していたようでしたので余計に。。。
 
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気を取り直して車庫、工場のゾーンに入って来ました。
 
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工場の入口付近には、「線路・道路」双方で走行可能な作業用車両が展示されていました。
 
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この手の車両、存在するのは知っていましたが実際に見るのは初めてです。
うまく考えたものです。
 
特に、この「大津線」では路面区間があるので、なおよいのかもしれません。
 
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件の作業車両の後方に、ぽつんと台車が止め置かれているのも、いかにも「車両工場」らしい。
 
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検査の時に使う「仮台車」ですね。
 
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工場の屋内に入って来ました。
 
こちらは架線から電気を採り入れる「パンタグラフ」の「操作実演コーナー」です。
普段はホームの高さからしか見ないですが、やはりでかいもんですね。
 
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こちらは「電動式方向幕」です。
子どもの列がいちばん伸びてました。この手のものってやはり人気なんですね。
 
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他にも、こういった「信号機」「遮断機」の展示や…
 
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車両備品、これは「シート」ですね。
 
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またまた出ました、車両をつなぐ「幌」です。ちなみに15万円です(笑)
 
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続いては列車の先頭を飾る「ヘッドマーク」の展示。
 
「NHK」の「朝ドラ」にちなんだオリジナルのものがずらっと並んでいます。
 
というのも、沿線の「琵琶湖遊覧船」が春シーズンの営業を開始する毎年3月に「びわこ開き」というのが行われるのですが、そのセレモニーに「朝ドラ」のヒロインが招待されているから、ということにちなんでいるようです。
 
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その「琵琶湖遊覧船」の出航に接続する列車に掲げられた「びわこ連絡」のヘッドマーク。
大阪から京都への「京阪特急」、それに接続する京都から浜大津までの「準急」に掲示されていたそうです。
 
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こちらの画像は、先日ご紹介した「京阪ミュージアムトレイン」に展示されていた「びわこ連絡」のマークです。
同じヘッドマークなのですが、だいぶと意匠が違いますね。ご愛嬌ということで(^^ゞ
 
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続いて、歴代の「大津線の車両」のパネル展示がありました。
 
「大津線」は、正式には「京都三条(三条大橋のたもとです)~浜大津」間の「京津線(けいしんせん)」、「坂本~石山寺」間の「石山坂本線(いしやまさかもとせん)」の2線を総称したものです。
 
この2線、路線規格は同じなのですが、「京津線」の方は、京都三条側の一部が「京都市地下鉄東西線」になり
重複する区間が廃止になりました。
なので、「京津線」には「地下鉄東西線」と直通する専用車両が使用されています。
 
「京都」と「大津」の間には「逢坂山(おうさかやま)」という険しい山々の難所が存在していて、並行する国鉄東海道本線(現在のJR琵琶湖線)は京都市の南方まで迂回し、さらにトンネルで大津へ抜けていました。
 
旧街道に当たる国道一号沿いに計画された「京津線」は、急こう配を克服しないといけない、ということで開業当初から高性能な「電車」での運転が計画されていました。
 
上の画像、大正初期に開業した当初の「京津1型」という車両ですが、「マキシマムトラクション」という、山岳地帯の急こう配をスムーズに運転出来る特殊な台車を搭載していたといいます。
 
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さてさて、パネル展示に続きます。
時代は下って、この「70型」という車両についてですが…
 
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先日、訪問した同じ京阪電車の「寝屋川車庫・車両工場」(大阪府寝屋川市)の一般開放イベント、「ファミリーレールフェア」で見かけたこの車両でした。
 
まだまだ「構内入替車」として現役で活躍しているそうです。
 
今日はこんなところです。
次回に続きます。