京阪電車開業100周年記念 「京阪ミュージアムトレイン」 その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんは。
前回まで、京阪電車の寝屋川車庫・車両工場(大阪府寝屋川市)の一般開放イベント、「ファミリーレールフェア2010」の様子をお伝えしましたが、ここからは、その際にも触れました「京阪電鉄開業100周年記念」の「移動式鉄道博物館」である「京阪ミュージアムトレイン」を見学した折の様子をお送りしたいと思います。
 
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今年5月末ころから、京阪電車の各駅でこの「ミュージアムトレイン運転」のチラシが配布されていました。
 
「京阪ミュージアムトレイン」とは、開業100周年を記念して、通勤型車両(5両編成)の車内で、それぞれ1両ずつテーマを設け、電鉄で保存している100年分の写真・資料・部品などを展示した「移動式鉄道博物館」です。今年7月から、先日の10月17日に行われた「ファミリーレールフェア」の間のおよそ3カ月にわたって、沿線の各駅で展示が行われて来ました。
 
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時は今年7月、あの「歴史的な猛暑の夏」になるとはこの時にはつゆ知らず、といった頃。京阪電車最西端の駅、中之島駅(大阪市北区)にやって来ました。
 
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日中は使用されていない3番線ホームに、「ミュージアムトレイン」は鎮座していました。
 
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特製のヘッドマークもなかなかシブいデザインですね。
 
外装はすべて「モスグリーン一色」になっているのですが、この理由はまた後ほど。
 正面をよくよく見てみると、車番(2812号車)も塗りつぶされ、車体両脇に「1552」の銘板を模したペイントが。また、前面の扉の下、□になっている部分には「行き先表示機」があるのですが、こちらも見事にも塗りつぶされています。
 
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列車の入口は最前部(京都寄り)ということなので、ホームの端に向かいます。
 
「KYOTO OSAKA LINE/KEIHAN ELECTRIC RAILWAY COMPANY」という表記、自分の会社のことについてものすごいアピールをしています。日本語に直したら「京都と大阪を結ぶ路線 京阪電気鉄道株式会社」といった感じでしょうか。そのままですね。 
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側面にも趣向が凝らされていまして、正面のものと同様に、行き先表示機が完全に塗りつぶされてます(※この画像のみ別の日に撮影したものです)
 
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実はこの車両、京阪が昭和初期に製造した「1550型」という車両を模したもので、さきほどの「KYOTO OSAKA LINE…」という英字表記や、「1552」という銘板を模したレタリングも、当時のものを再現したそうです。ちなみに、当時の1550型の車内は二人掛けのシートが並んでいるもので、「ロマンスカー」とか「ロマンスシート」と称していたそうです。「ロマンスカー」というと、現在では東京から箱根へ向かう「小田急電鉄」が有名ですが、実は京阪が発祥だったとのこと。
 
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入り口が見えて来ました。
 
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京都方の先頭車両です。
 
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「おかげさまで 京阪電車 100th」のヘッドマークの裏面には「回」の文字が。
駅で展示するまでに、ここまで回送して来ないといけないのでその時に使用するもののようです。
 
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さて、入口に向かいますと係りの方からこのパンフレットを頂きました。
「展示品」の案内・目録のようですね。
冒頭にも少し触れましたが、「5両編成の列車で1両ずつ展示テーマが決まっている」とのこと。
 
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トップバッターの1号車のテーマは「京阪電車100年のあゆみ」です。
 
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それでははじまり、と行きたいのですが、画像の容量がいっぱいになりそうなので、次回に続きます。
 
今回はこんなところです。