初秋の奈良大和路を行く~「やまと花ごよみ2010」~ 前編 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

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「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんはー
 
連日、「愛・地球博」シリーズをお届けしていますが、ちょいとそこから離れて、先日家族で奈良へ出かけて来た時の様子をお伝えしたいと思います。
 
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やって来たのは奈良県北西部、大阪との県境に近い、北葛城(きたかつらぎ)郡広陵(こうりょう)町・河合町に
またがる「馬見(うまみ)丘陵公園」というところです。
 
9月半ばから11月半ばまで、この「馬見丘陵公園」を主会場として、「全国都市緑化ならフェア」が開催されて
います。
 
この「全国都市緑化フェア」、毎年、全国47都道府県の持ち回りで開催をしているとのこと。
ちなみに、4年前の2006(平成18)年には我が大阪でも開催され、私も見に行きました。
 
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会場へはクルマで行くことにしました。
少々渋滞に巻き込まれ、自宅から2時間ほどで会場駐車場に到着。
 
ボランティアの案内の方からパンフレットをもらい、どこに行くか思案。
とりあえず、到着したゲートは会場の端っこだということが分かったので、展示や催し物があるという公園の中央付近に向かうことにしました。
 
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まず目に飛び込んで来たのは、この一面のコスモス畑!
 
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いや~、じつに美しい光景ですね。
柄にもなく思わず見とれてしまいます。
 
しかし、「コスモス」のことを「秋桜花」とは、よく言ったものです。
 
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コスモス畑を進むと、池沿いの木立の道に出ました。
ここでも秋の名物詞、「彼岸花」が花を咲かせていました(しかも一輪だけ)
 
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会場となっている「馬見丘陵」には、古代4~6世紀に、このあたりで権力を誇示していた「豪族」の「葛城氏」一族
のものとされる古墳群が20個あまり残存しています。
 
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今は、何の変哲もない小高い丘。
子どもたちが歓声を上げて遊んでいました。
 
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さて、この「第27回全国都市緑化ならフェア(やまと花ごよみ)」の会場は、大きく5つのエリアから成っています。
もともと丘陵で公園内はアップダウンがあるようで、いい運動になりそうです!(^^)!
 
ひとまず、道なりに展示を見て行くことにしました。
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さきほどの「彼岸花」の緑道を進むと、大きな池のほとりに出ます。
ススキが見られると、やはり「秋」という気がしますね。
 
ちなみにこの日は比較的涼しく、「あの酷暑」は遠い昔のことのように感じました。
 
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歩道沿いの「手作り庭園展示」コースに入って来ました。
催し前に、事前公募した「オリジナル庭園」の展示だと言います。
 
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まずはコレが目に入りました。
「園芸福祉」と称した庭園で、車いすに乗ったままでも花壇の手入れをすることが出来るように意匠を凝らした
花壇だそうです。
 
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通常の花壇と比べて、車いすに座っている状態で手が届きやすい高さに花壇が作ってあるとのこと。
 
私は仕事柄お年寄りの人とよく接するのですが、話をしていると「花を育てるのは好きで、土いじりも好きだったのに。。。」という声をよく聞きます。
 
普段ふさぎこんでいるお年寄りに、畑仕事などの土いじりを促してみたら活気が出て来た、という話も実話として
何回か耳にしたことがありますので、これは使えるかもしれません。
 
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続いては、「まだまだ捨てられません」と説明書きにあるように「リサイクル」がテーマの庭園。
 
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家庭で粗大ごみと化す前の不用品を、花壇や植木鉢として再利用しているとのこと。
 
よくよく見ると、これ鍋ですね。
「トマトケチャップ」と書かれた缶もあります。
なかなかおもしろい。
 
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続いては、関西では「秘境」として知られている県中部の「十津川村」からの出展。
いまなお、手つかずの自然が豊富に残る「十津川」の渓谷と、それを渡るゴンドラをイメージしているそうです。
 
説明書きをよくよく見ると、中央の敷石は川だということに気づきました。
考えられたものです。
 
さて、会場の中心部までもうすこし…
 
次回に続きます。
今日はこんなところです。