みなさんこんばんはー
前回からの続きで、兵庫県北部の中心都市、豊岡からJR山陰本線で西へ向かっています。

豊岡を出ると、車窓右手に川面を抑えつけたような穏やかな流れの川が見えます。
「円山川(まるやまがわ)」です。
しばらく並行して走ります。

豊岡から10分ほどで、「天下の名湯」として名高い「城崎温泉」に到着しました。
大阪・京都からの電車特急はここが終点です。
ここからは非電化区間で、先へ進むには右のタラコ色のディーゼルカーに乗り換えなければなりません。


もちろん、線路がある限り先へは進みたいのはやまやまなのですが、やはり「18きっぷ」ユーザーとしては
帰りの時間を勘案せねばなりませぬ。
残念ですが、今回はここ「城崎温泉」から引き返すことにします(T_T)

「城崎」といえば、やはり昔ながらの風情ある「温泉の街」というイメージですね。
駅前のお土産やさんなどが並ぶ目抜き通りを過ぎると、川沿いに内湯が点在しています。
そちらに向かってみることにします。

駅構内に「みんなの傘」なる傘立てが鎮座していました。
急な雨の時に使える傘立て、というのはよく見るのですが、やはり温泉地ですね、オシャレな傘です。

駅前に出てみました。
時刻は昼の3時前、照りつけるような暑さです。

駅の右側にはこういった「下駄奉納」という飾りがありました。
城崎にある「温泉旅館」が各々ひとつずつ下駄を奉納したものだそうです。


駅前から温泉旅館街までは徒歩で楽しみながら移動出来る距離ではあるのですが、親切なことに無料の
送迎バスが駅前に停まっていました。
年季の入ったバスです。

駅前から目抜き通りを温泉街に向かいます。

やはり8月も末、それも平日ということもあってでしょうか、閑散とした雰囲気です。
城崎は4回目の訪問なのですが、いつも人通りの多い時ばかりでしたのでいささか不思議な感じです。

大阪・新世界の某カニ料理屋もびっくり!?
左にある下向きのカニの看板がユニークですね。

目抜き通りを進むこと5分ほどで、温泉街の中心を流れるこの「大谿川(おおたにがわ)」に出ます。

「城崎」というと、この川べりに柳の木が並ぶ光景ですよね。
ちょっと何枚かご覧ください。



いや~風情があります。
これ、雪が降る季節なんかでしたらもっといいでしょうね~

さて、城崎の温泉街には「内湯」が点在していて、滞在している人々は「内湯めぐり」が楽しみなようなのですが、日帰りの私もせっかくなのでひとつでも体験したいと、ここ「地蔵湯」にお世話になることにしました。
次回に続きます。
今日はこんなところです。