みなさんこんばんはー
前回からの続きです。
城崎温泉を散策しています。
城崎温泉に点在する「内湯」の一つ、「地蔵湯」に入って来ました。
なかなか熱い湯でした(>_<)

「地蔵湯」を出たところで、大谿川の鉄橋を鳥取に向かう「特急はまかぜ」が通過して行きました。
この「はまかぜ」の国鉄型ディーゼルカーも今年10月で新型車両に置き換えられるということで、いい記録に
なりました。
同じ道のりを、沿道のお土産やさんを覗きながら駅まで戻ります。

城崎温泉駅まで戻って来ました。
行きには気づかなかったのですが、構内に「餘部鉄橋」の写真が飾られていました。
「餘部鉄橋」は、ここ城崎から西へ20キロほどのところにある鉄橋です。
明治末期に海からはしけで建設資材を運搬し、突貫工事で建設されたといいます。

詳しくは説明書きをご覧ください(笑)

この「餘部鉄橋」、今年7月に、従来使用していた鉄橋の横にコンクリート製の鉄橋を建設し、明治末期以来
使用されてきた鉄橋はその役目を終えました。
個人的には…すごいですこの鉄橋。
東側からの列車だと、「トンネルをいくつか抜けたらいきなり空の上に放りだされた」ような感覚なんですね。
また、鉄橋の脇にある「餘部駅」から鉄橋の下に広がる集落までは、「上級者向けハイキングコース」のような
道のりを20分ほど歩かないと到着できないという、まあ実にすごいところでした。
コンクリ橋に掛け替えられた橋も渡ってみたかったのですが、今回は諸般の事情で残念ながらパスです。
次回、再訪してみたいと思っています。

というわけで、「城崎からは帰路」ということになります。
もと来た道をまずは豊岡まで戻ります。

ディーゼルカーの車内では扇風機が大活躍でした
(いちおう冷房はついているのですが)

夕暮れののんびりした車内の光景です。

また円山川に沿って走ります。
この川、いつ見ても静かな流れです。

豊岡で「福知山ゆき」に乗り換えます。


豊岡から30分ほど、かなり山の方に入って来た「和田山」で下車します。

「和田山」には、「天下の山城」として有名な「竹田城跡」があります。
その復元模型です。
それこそ山の上なので、雲海に覆われて美しい景観でもあります。

山陰本線はここから京都府に入り、今朝降り立った「福知山」を経由して「京都」まで伸びています。
途中の「福知山」から、行きと同じルートで大阪まで戻るのが最短距離なのですが、福知山からの接続が
めちゃめちゃ悪いので、いろいろ思案しておりました。

「和田山駅」構内に、古色蒼然としたレンガ造りの建物が鎮座しています。
かつての機関区です。
ここ「和田山」にはディーゼルの機関区が1991(平成3)年まで存在していたそうで、建設は1912(明治45)年
だとのこと。

ここからは南へ抜けるルートです。
「播磨国」と「但馬国」を結ぶ、「播但線」で「姫路」に向かいます。
次回に続きます。
今回はこんなところです。