いざ平城京へ その1 | 「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」ありのまま生きてこう 自分を磨きながら

「EXPO2025 大阪・関西万博訪問記」公開中!趣味の鉄道の話題を中心に、旅行記や生まれ育った東大阪、敬愛するロックシンガーソングライター・松阪晶子さんについてなど綴りたいと思います。

みなさんこんばんは。
こちらは、今日は「梅雨の中休み」といった感じで、午後から空は晴れ渡っておりました。
ただ、やはり暑いですねえ…
職場はまるで蒸し風呂でした(泣)
 
といいますか、昨晩から「訪問者」のカウンターがものすごいことになっていることに気付き、朝、ネットに
つなげましたら眠たいのがいっぺんに吹き飛びました。
多数のアクセスを頂き、誠にありがとうございます。
大変励みになります。
これからも精進してまいりますので、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
 
さて、今日からの話題ですが、奈良県全域で行われている「平城遷都1300年祭」についてです。
物議を醸した「せんとくん」が一躍有名になりました。
 
「午前中曇り」という予報を信じて、先日の休みに「平城宮跡会場」を訪問して来ましたので、その折のレポー
トを数回に分けてアップしたいと思います。
どうぞおつきあいください。
 
さて、大阪から奈良中心部へ行くのには「JR大和路線(関西本線)」と「近鉄奈良線」の二ルートがあります
が、今回は先日もご紹介した天王寺駅から「JR大和路線」に乗って、まずは奈良駅へ向かいます。
 
「関西本線」とは、大阪市南部、「ミナミ」と呼ばれる地区の西の端、「JR難波駅」から「名古屋駅」へ向かう
路線です。
そのうち、「JR難波」から「奈良」を通り、「加茂」(京都府南部の木津川市)までの区間を「大和路線」と称し、
頻繁に電車が運転されています。
 
ラッシュの時間帯に家を出たのですが、大阪都心の人の流れとは逆ですので、電車はガラ空きでした。
得した気分です。
 
この「大和路線」の特徴として、大阪平野を抜けると、奈良県との県境に急峻な山河が存在していることが
挙げられます。
古くは明治時代から、「亀の瀬」といわれた県境の峠は地滑りの頻発する大変危険な地区であり、この大
和路線も、これらの山々と、平行する大和川との間を縫うようにして走ります。
 
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山岳地帯を走る車内から大和川を望みます。
 
大阪・奈良県境付近だけで、大和川を5回、鉄橋で渡ります。
 
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流れは穏やかなように見えますが、過去には水害や地滑りなどで周辺に甚大な被害をもたらしたと
言います。
現在でもこの県境付近は「地滑り危険地域」となっているとのこと。
 
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さて、県境を抜けて奈良盆地に入りました。
もう田植えの時期ですね。
この画像、夕方のようですがれっきとした朝9時前です(笑)
 
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このまま行くと、奈良駅に着くのがだいぶ早いようでしたので途中下車しました。
 
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「法隆寺駅」です。
下車するのは初めてです。
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駅舎は比較的新しく、あの有名な「法隆寺」に似せて作ってあるといいます。
(瓦など施してありました)
 
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先日も「浜寺公園」の記事で郵便ポストを紹介しましたが、これは建物に合わせた茶色のポストです。
もちろん現役です。
 
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時間が早いのと、今回の主目的は「平城宮跡」ということなので「法隆寺」はパスします。
かわりに駅前の写真パネルで我慢します(罰あたりそうですね)。
 
「法隆寺」と言いますと、「斑鳩寺」とも称され、聖徳太子に由来する大変歴史のあるお寺です。
1993(平成5)年には、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
 
ところで、「法隆寺」と言いますと、この句が思い浮かびます。
 
「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
 
正岡子規の作ですが、これは、親友であった夏目漱石の
 
「鐘つけば 銀杏散るなり 建長寺」
への返礼句なのだそうです。
 
余計な話ですが、この「法隆寺」の後に文句が続くそうです。
 
あくまでうろ覚えなのですが、映画「寅さん」シリーズの「男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日」という作品、
これは俳句好きな女子大生(三田寛子さん)にちなんだ話なのですが、その中で「柿食えば~」の句の後に、
続いて「それにつけても 金の欲しさよ」と詠んでいた場面があったのを思い出しました。
 
「うまいな~」と思いました。
ちょっとそれを思い出しました。
 
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法隆寺へも参拝せず、続いてやってきた快速電車に乗り込みます。
やはりガラガラです。
 
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さて、大阪・天王寺から40分ほどで「JR奈良駅」に着きました。
しばらくぶり(多分4、5年ぶり)でしたが、知らぬ間に立派な高架の駅になっておりました。
広大な空き地が広がっていた西口にも、ホテルやマンションなどが立ち並んでおり、ちょっとびっくり
しました。
 
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乗車してきた快速電車に、件の「せんとくん」のヘッドマークが据え付けられていました。
大阪でもJRの駅などは「せんとくん」のポスターやら幕やらであふれ返っていますので、現場の奈良では
はたしてどうなっているのでしょうか。
ちょっと気になっています。
 
次回は、「JR奈良駅」から「平城宮跡会場」へのレポートを予定しています。
 
今日はこんなところです。