なかなか進まない経口免疫療法
手間がかかるから…
という記事を以前書かせていただきました。
理想は微量含まれる市販品であげられれば楽だしいいんだけど、慎重派な我が家は医師の許可がおりるまではやめておいています。

以前重症の食物アレルギーのママさんたちとお話する機会があってそのときに聞いた話だと乳アレルギーの自宅経口免疫療法では
みそ汁
に入れるのが結構あるあるだとか。
確かに楽だ
でもうちの長男
食事中みそ汁殆ど飲んでくれない

偏食なんで
面倒だからと滞るのも嫌だしなるべく毎日乳を与えたい

かといって何でもないのに絶対飲んでくれるであろうジュース
与えるのもねぇ

長男が
一滴も残さず確実に飲んでくれるものに混ぜなくてはならない…使命
と
先日夕食がハンバーグで洋食風だったときに
コーンスープに牛乳0.5mlを混ぜてみました。
や
時々は自分でコーンクリームと豆乳でイチから作ります


初めて希釈ではなく牛乳原液を与える
全部飲んでくれるだろうか…
ドキドキ

毒を盛る気分…

長男は好きなものから順番に食事を食べるのでその日はハンバーグを全部たべ、ポテトを食べ、ふりかけごはんを食べ…
なかなかコーンスープを飲まない
…ドキドキ

ちらちら見る私に
「どうしたのー?」と長男
い、いやなんでもないよぉ



と動揺を隠し待っていたら
ついに長男がコーンスープを飲んでくれました

大丈夫かな

症状でないかな

と直接は聞けないので見守っていましたが
何事もなく完食

やったー

症状もなく気づかれることもなく飲みきりました
これだったら面倒な
牛乳を希釈することもなく
長男を説得して飲みたくもない注射器の希釈牛乳5.6mlを我慢して飲ませることもなく負荷していけるぞ!


ただしうちのように
小数第二位単位で増減している場合は希釈せずの原液だとかなり容量の小さいシリンジを使っても0.56mlを正しく計量できません。
なのでこのスープに混ぜて飲ませるときだけはざっくり0.5mlでよしにしようかなと思います。
それでも何もせず面倒がってさぼって2週間経ってしまったりするよりはよいよね
増量するときはいつもどおり希釈したものできちっと飲ませようと思います。
たまには注射器でダイレクトに長男に飲ませないと頑張ってる感を与えられないし…
増量のペースとかも医師の指示があるわけではなく私のさじ加減なのです
0.4mlを越えたあたりからときどき充血や咳き込みなどの症状があるのでダイナミックには増量できない

だけど本当に皆様には恥ずかしくて言えないぐらいの頻度でしか経口免疫できてないことに比べたらアバウトでも許容量を毎日に近いくらいで飲ませた方が体が牛乳に慣れるのではと思いこれを続けていこうかなと思いました

以前の完全除去、体内に1滴たりとも摂取していなかったことを考えたら本当にすごいことだと思う




まぁこれを機会にデジタルスケールを新調してもいいかなー。
パンを作るのにも使えるし



でも測れたところで牛乳は液体だから好きな量には調整できないか…
なるべく簡単な方法でアレルギー治療を前進させていきたいな
