梶尾慎治「泣き婆伝説」
あぁ、ほぼ1週間更新してなかったですね(笑)。
今、私の住んでいる地域で、選挙戦が行われています。市会議員の選挙なんですが、明日が投票日で、先週の日曜から、ワーワー・ギャーギャー、選挙カーがオランデ(方言:”叫んで”の意味)回ってます。
特に今日は、選挙運動の最終日だったので、すごかったですね(笑)。選挙カーに乗ってる、ウグイスさんも絶叫してました。
「あと、3時間、あと3時間、がんばります。」
(ハイハイ、がんばってねぇ 笑)
「候補者みずから、わざわざ歩いて回っております」
(”わざわざ”は、いい間違いだと思うけど 笑)
「ガンバレー! ○○(候補者の名前)ー!」
(エッ? ある意味新鮮でした 笑)
あんまりうるさいので、私が車に乗ってるときに、対向車線に来た選挙カーに向かって、乗ってる車の窓から手を出して、振ってみました(笑)。「ありがとうございます。がんばります。」というウグイスさんの返事が返ってきましたけど(笑)。
選挙と言えば、SF小説ですが、梶尾慎治さんの「泣き婆伝説」が思い浮かびます。梶尾さんは、「OKAGE」「黄泉返り」が映画化されてヒットしました。彼の短編(中篇?)小説です。
主人公は、梶尾さん本人。梶尾さんは、熊本で、石油会社の社長をされてるんですが、そのままの設定で。
実際の体験がモデルとなってるそうなんですけど、梶尾さんが、熊本の地方選挙の手伝いをやる事になったんですね。新人候補者の手伝いなんですが、社長だから、ということで、彼の後援会会長になってしまうんです。
初めは乗り気じゃなかったのが、だんだん面白くなってくるんですね。そこで、”泣き婆”という噂が耳に入ってきます。”泣き婆”というのは、立会い演説をしていると、どこからともなく、ワンワン泣いているお婆さんが現れます。すると、その候補者は必ず落選する、という伝説です。その伝説を逆手にとって、選挙戦を戦っていく。
…という話です。
早く終わらないかなぁ(笑)。
APHEX TWIN「SELECTED AMBIENT WORKS VOL.Ⅱ」
少し涼しくなってきました。こんな時候の休日に、神秘的な電子音に浸るのも、一興かと思います。
APHEX TWIN「SELECTED AMBIENT WORKS VOL.Ⅱ」(1994年)です。
苔むした石盤に浮き出た、エイフェックス・ツインのロゴマーク。
エイフェックス・ツインこと、リチャード・D・ジェイムズさんは、イギリスのコーンウォールの出身。彼がデビューしてすぐに出た、2枚組の盤です。
(SELECTED AMBIENT WORKS VOL.Ⅱ」のタイトルの通り、これは、デビュー第二弾アルバムです。第一弾は、デビュー前の作品集です。)
彼が、夢の中で聴いた音楽、若しくは、夢の中で見た風景を音像化した、というアルバムです。
後になって、曲名が付きましたが、私が買った頃(これは、オリジナル(ワープ盤)じゃなくて、米盤です)には、曲名は付いていませんでした。2枚で、合計23曲、150分強の作品です。
HMVのサイトで、(1曲当たり30秒ほどですが)試聴できるので、貼っておきました。
彼は、その後、ドラムンベース-ドリルンベースという、高速打ち込み音楽にのめり込んでいってしまって、最近のアルバムでは、こういったアンビエントな、メディテーショナルな音は、アルバム中に1-2曲しか入っていません。
クラウス・シュルツさんの「ミラージュ」や、70年代半ばのタンジェリンドリーム、70年代のエドガー・フローゼさんのソロアルバム、そういう音を、ポップにした感じ、と言えばいいのでしょうか。親しみやすい、肩肘張らない音。アンビエントなので、リズムは、申し訳程度に入っているだけですが、それさえ気にしなければ、思い切り浸っていけます。
情景描写。霧の山中を進んでいく感じ。彼の作品は、自然がよく似合います。それが、このジャケットにもよく現れていると思います。
これを聴いて、思い浮かぶのは、彼の同郷、イギリス(ニューポート)出身の作家、アーサー・マッケン(1863~1947)の「夢の丘(原題:The Hill of Dreams)」(1907年)。ロックでは、横浜のプログレバンド、KENSOが「夢の丘」(1991年)というアルバムを作った事で有名ですが(一部では…)。
マッケンさんの「夢の丘」自体は、基本は、青春小説なんですね。ところが、主人公の心象風景が、周囲の自然を、幻想とも、夢ともとれるような、幻想的な風景へと変えていく感じ。
そういうところですね。彼の作品は、そんな風景によく合うんですね。あくまでも、個人的な意見ですけどね(笑)。
彼の初期の作品は、分かりやすいので、大好きですね。
カレル・ゼマン DVDコレクターズBOX2
3割引きで売ってたので、買ってしまいました。
カレル・ゼマン DVDコレクターズBOX2。
DVD-BOXとは言いつつも、2枚(映画2本)しか入ってないんですけどね(笑)
これは、彼のDVD-BOXの第二弾です。第一弾は、購入済みで、第一弾には、この2作(代表作です)が入ってなくて(空笑)、気落ちしました(自虐笑)。普通、こんな売り方しないやろ!と。ちょっと、オカンムリ(死語ですか 笑)だったんですけど。
ここに収められているのは、「悪魔の発明」、「ほら男爵の冒険」です。
カレル・ゼマンさん(1910-1989)は、チェコスロバキア生まれのアニメ作家です。普通のアニメも作っておられますが、人形アニメ、や、実写との融合した作品も多く製作なさっています。好きなんですよね。最先端じゃないんですけど、絶妙なレトロ感、というか。
KLAUS DINGER+RHEINITA BELLA DUSSELDORF「NEONDIAN」
ドイツのプログレの有名人の1人、クラウス・ディンガーさんのソロ名義のアルバムです。
KLAUS DINGER+RHEINITA BELLA DUSSELDORF「NEONDIAN」(1985年)です。
「NEONDIAN」=ネオン街に住むインディアン(アメリカ文化に侵略された人)と言う意味が込められているそうです。
クラウス・ディンガーさんが、再発(CD化)に際して、ジャケットにマジックで、色々書き加えているので、見にくいですけど、ディンガーさん、モヒカンにしてます。
ディンガーさんは、元KRAFTWERK、元NEU!、で、1976年に”LA DUSSELDORF”を結成します。このアルバムは、元々、その”ラ・デュッセルドルフ”の4作目として作られたものです(再発CDのジャケットに書き込んであります 笑)。
音の方は、”ラ・デュッセルドルフ”そのもの。キラキラしたシンセ、音程が狂ってるのか、狂ってないのか分からない(笑)微妙なメロディーライン、ハンマー・ビート。一番近いのはパンクなんでしょうけど…、まぁ、1970年代後半の、ロンドンのパンクの連中が、この人の音を真似したわけで、こっちがオリジナルなんですけどね(笑)。
1曲目は、どっかで聞いたことあるような(ラ・デュッセルドルフの2nd「VIVA」で。タイトル違うけど… 笑)。ドンツクドンツク、祭囃子か、と思うタイコは、チャーリー・T・チャーリーさんと、CANのヤキ・リーベツァイトさん(ヤキさんは、パーカッション)。ヤキさん、この人も元祖ハンマービートですね。
ここにも、”チャチャ2000”入ってますし。ほんと、ポポル・ヴーみたいです(いい意味ですよ。 笑)。曲もいいですし、「アメリカ」も面白いですし(笑)。
好きです。
クラウス・ディンガーさん(ノイ!、ラ・デュッセルドルフ)の試聴や動画を探していたんですが、無くて。代わりに、YOUTUBEにこれがあったので。
1970年、ドイツのテレビ局WDRでの、KRAFTWERKのスタジオライブ。”RUCKZUCK”。
ラルフ・ヒュッター(オルガン)、フローリアン・シュナイダー(フルート)、クラウス・ディンガー(ドラム)というメンバーで。
いやぁ、かっこいい。
ちなみに、ここにあげた3曲は、メロディもあるのかどうか分からないような、パーカッシブな曲です。ダメな人はダメかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=JpkO079jRHs
おなじみ、ドイツの音楽番組”BEAT-CLUB”のKRAFTWERKのライブ(1971年)
フローリアン・シュナイダー(フルート)、ミヒャエル・ローター(ギター)、クラウス・ディンガー(ドラム)というメンバーですね。
まぁ、この2人で”NEU!”を結成するわけですから。もうディンガーさんは、白いオーバーオール姿です。
http://www.youtube.com/watch?v=fdem4XtCyUI
そして、そのBEAT-CLUBの一ヶ月後の、WDRでの、KRAFTWERKのスタジオライブ。セット一緒、同メンバーです。(1971年)







