行雲流水的くっぞこ -219ページ目

梶尾慎治「泣き婆伝説」

 あぁ、ほぼ1週間更新してなかったですね(笑)。


 今、私の住んでいる地域で、選挙戦が行われています。市会議員の選挙なんですが、明日が投票日で、先週の日曜から、ワーワー・ギャーギャー、選挙カーがオランデ(方言:”叫んで”の意味)回ってます。

 特に今日は、選挙運動の最終日だったので、すごかったですね(笑)。選挙カーに乗ってる、ウグイスさんも絶叫してました。


「あと、3時間、あと3時間、がんばります。」

      (ハイハイ、がんばってねぇ 笑)

「候補者みずから、わざわざ歩いて回っております」

      (”わざわざ”は、いい間違いだと思うけど 笑)

「ガンバレー! ○○(候補者の名前)ー!」

      (エッ? ある意味新鮮でした 笑)


 あんまりうるさいので、私が車に乗ってるときに、対向車線に来た選挙カーに向かって、乗ってる車の窓から手を出して、振ってみました(笑)。「ありがとうございます。がんばります。」というウグイスさんの返事が返ってきましたけど(笑)。



 選挙と言えば、SF小説ですが、梶尾慎治さんの「泣き婆伝説」が思い浮かびます。梶尾さんは、「OKAGE」「黄泉返り」が映画化されてヒットしました。彼の短編(中篇?)小説です。


 主人公は、梶尾さん本人。梶尾さんは、熊本で、石油会社の社長をされてるんですが、そのままの設定で。

 実際の体験がモデルとなってるそうなんですけど、梶尾さんが、熊本の地方選挙の手伝いをやる事になったんですね。新人候補者の手伝いなんですが、社長だから、ということで、彼の後援会会長になってしまうんです。

 初めは乗り気じゃなかったのが、だんだん面白くなってくるんですね。そこで、”泣き婆”という噂が耳に入ってきます。”泣き婆”というのは、立会い演説をしていると、どこからともなく、ワンワン泣いているお婆さんが現れます。すると、その候補者は必ず落選する、という伝説です。その伝説を逆手にとって、選挙戦を戦っていく。

…という話です。


 早く終わらないかなぁ(笑)。

APHEX TWIN「SELECTED AMBIENT WORKS VOL.Ⅱ」

 少し涼しくなってきました。こんな時候の休日に、神秘的な電子音に浸るのも、一興かと思います。


 APHEX TWIN「SELECTED AMBIENT WORKS VOL.Ⅱ」(1994年)です。

 苔むした石盤に浮き出た、エイフェックス・ツインのロゴマーク。


 エイフェックス・ツインこと、リチャード・D・ジェイムズさんは、イギリスのコーンウォールの出身。彼がデビューしてすぐに出た、2枚組の盤です。

 (SELECTED AMBIENT WORKS VOL.Ⅱ」のタイトルの通り、これは、デビュー第二弾アルバムです。第一弾は、デビュー前の作品集です。)


 彼が、夢の中で聴いた音楽、若しくは、夢の中で見た風景を音像化した、というアルバムです。

 後になって、曲名が付きましたが、私が買った頃(これは、オリジナル(ワープ盤)じゃなくて、米盤です)には、曲名は付いていませんでした。2枚で、合計23曲、150分強の作品です。


 HMVのサイトで、(1曲当たり30秒ほどですが)試聴できるので、貼っておきました。

HMVの試聴


 彼は、その後、ドラムンベース-ドリルンベースという、高速打ち込み音楽にのめり込んでいってしまって、最近のアルバムでは、こういったアンビエントな、メディテーショナルな音は、アルバム中に1-2曲しか入っていません。


 クラウス・シュルツさんの「ミラージュ」や、70年代半ばのタンジェリンドリーム、70年代のエドガー・フローゼさんのソロアルバム、そういう音を、ポップにした感じ、と言えばいいのでしょうか。親しみやすい、肩肘張らない音。アンビエントなので、リズムは、申し訳程度に入っているだけですが、それさえ気にしなければ、思い切り浸っていけます。

 情景描写。霧の山中を進んでいく感じ。彼の作品は、自然がよく似合います。それが、このジャケットにもよく現れていると思います。


 これを聴いて、思い浮かぶのは、彼の同郷、イギリス(ニューポート)出身の作家、アーサー・マッケン(1863~1947)の「夢の丘(原題:The Hill of Dreams)」(1907年)。ロックでは、横浜のプログレバンド、KENSOが「夢の丘」(1991年)というアルバムを作った事で有名ですが(一部では…)。

 マッケンさんの「夢の丘」自体は、基本は、青春小説なんですね。ところが、主人公の心象風景が、周囲の自然を、幻想とも、夢ともとれるような、幻想的な風景へと変えていく感じ。

 そういうところですね。彼の作品は、そんな風景によく合うんですね。あくまでも、個人的な意見ですけどね(笑)。


 彼の初期の作品は、分かりやすいので、大好きですね。

カレル・ゼマン DVDコレクターズBOX2

 3割引きで売ってたので、買ってしまいました。

 カレル・ゼマン DVDコレクターズBOX2。

 DVD-BOXとは言いつつも、2枚(映画2本)しか入ってないんですけどね(笑)

 これは、彼のDVD-BOXの第二弾です。第一弾は、購入済みで、第一弾には、この2作(代表作です)が入ってなくて(空笑)、気落ちしました(自虐笑)。普通、こんな売り方しないやろ!と。ちょっと、オカンムリ(死語ですか 笑)だったんですけど。

 ここに収められているのは、「悪魔の発明」、「ほら男爵の冒険」です。

 カレル・ゼマンさん(1910-1989)は、チェコスロバキア生まれのアニメ作家です。普通のアニメも作っておられますが、人形アニメ、や、実写との融合した作品も多く製作なさっています。好きなんですよね。最先端じゃないんですけど、絶妙なレトロ感、というか。

台風一過

 台風13号でしたが、風が強かったですね。台風の中心は少し外れていましたが、それでも、風速52.8mでした。

 朝、近くをぶらりとまわってみると、すごかったです。小屋が崩れて、道を通れなくてUターンしたり。


 これ、道路標識が根本からポキンと。


 木が根本から、倒れてます。



これ、写真が傾いてるんじゃなくて、電信柱が傾いてるんですね。


信号機が、ねじれてるの、分かります?”青信号”が通常で、”赤信号”がねじれています。ホントなら、赤信号の方は、この道路とは、垂直方向の道路のための信号だから、見えない位置にあるんですよ。


以上です、編集長!

KLAUS DINGER+RHEINITA BELLA DUSSELDORF「NEONDIAN」

 ドイツのプログレの有名人の1人、クラウス・ディンガーさんのソロ名義のアルバムです。

 KLAUS DINGER+RHEINITA BELLA DUSSELDORF「NEONDIAN」(1985年)です。

 「NEONDIAN」=ネオン街に住むインディアン(アメリカ文化に侵略された人)と言う意味が込められているそうです。


 クラウス・ディンガーさんが、再発(CD化)に際して、ジャケットにマジックで、色々書き加えているので、見にくいですけど、ディンガーさん、モヒカンにしてます。


 ディンガーさんは、元KRAFTWERK、元NEU!、で、1976年に”LA DUSSELDORF”を結成します。このアルバムは、元々、その”ラ・デュッセルドルフ”の4作目として作られたものです(再発CDのジャケットに書き込んであります 笑)。


 音の方は、”ラ・デュッセルドルフ”そのもの。キラキラしたシンセ、音程が狂ってるのか、狂ってないのか分からない(笑)微妙なメロディーライン、ハンマー・ビート。一番近いのはパンクなんでしょうけど…、まぁ、1970年代後半の、ロンドンのパンクの連中が、この人の音を真似したわけで、こっちがオリジナルなんですけどね(笑)。


 1曲目は、どっかで聞いたことあるような(ラ・デュッセルドルフの2nd「VIVA」で。タイトル違うけど… 笑)。ドンツクドンツク、祭囃子か、と思うタイコは、チャーリー・T・チャーリーさんと、CANのヤキ・リーベツァイトさん(ヤキさんは、パーカッション)。ヤキさん、この人も元祖ハンマービートですね。

 ここにも、”チャチャ2000”入ってますし。ほんと、ポポル・ヴーみたいです(いい意味ですよ。 笑)。曲もいいですし、「アメリカ」も面白いですし(笑)。

 好きです。



 クラウス・ディンガーさん(ノイ!、ラ・デュッセルドルフ)の試聴や動画を探していたんですが、無くて。代わりに、YOUTUBEにこれがあったので。


 1970年、ドイツのテレビ局WDRでの、KRAFTWERKのスタジオライブ。”RUCKZUCK”。

ラルフ・ヒュッター(オルガン)、フローリアン・シュナイダー(フルート)、クラウス・ディンガー(ドラム)というメンバーで。

いやぁ、かっこいい。

 ちなみに、ここにあげた3曲は、メロディもあるのかどうか分からないような、パーカッシブな曲です。ダメな人はダメかもしれません。

http://www.youtube.com/watch?v=JpkO079jRHs


 おなじみ、ドイツの音楽番組”BEAT-CLUB”のKRAFTWERKのライブ(1971年)

フローリアン・シュナイダー(フルート)、ミヒャエル・ローター(ギター)、クラウス・ディンガー(ドラム)というメンバーですね。

まぁ、この2人で”NEU!”を結成するわけですから。もうディンガーさんは、白いオーバーオール姿です。

http://www.youtube.com/watch?v=fdem4XtCyUI


 そして、そのBEAT-CLUBの一ヶ月後の、WDRでの、KRAFTWERKのスタジオライブ。セット一緒、同メンバーです。(1971年)

http://www.youtube.com/watch?v=Gc88V3WdvIs