小吉田村って何処ですか?? | 狸力の巣

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まぁ…なんとなく作ったモノです。



最近の状況なんかを綴ってみたりしてます。

流石に昨日は疲れたんで…ゆっくり寝ようと思ったのに。

 

猫がベットの下に入って出れなくなって鳴いて…5時過ぎに起床。

そしてその後眠れない。

 

腹を下し気味…というか回復していないけど、まぁ薬飲んだし大丈夫でしょ。

と言う訳で某氏と集合して

興津川、先客も居たし後からも続々来るなぁ~と思ったら

3075レが復活国鉄色なのね。

 

態々此処に撮りに来た理由は

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やって来ました由比本陣公園、その中で

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東海道広重美術館が開業25周年で市民は無料と言う事で、東海道五十三次の浮世絵展示があるので。

 

序に

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静鉄の展示も少しあったよ。

 

で歌川広重の東海道五十三次だけど、三版あるのね。

今迄よく知っているのは保栄版なのね、今回は蔦屋版と言う事で…有名な奴の17年後に発行されたやつなのね。

 

で一つ一つ見る、有名なアングル…でも無い敢えて外した様な感じ。

それでも有名な宿場ばかりなので紹介されているアングルは大体判るんだけど…選りによって地元の江尻が??

 

有名なのは清水港と三保を鳥瞰気味に描いたもの、それは第1版と…第3版も!?

他の広重が描いた江尻も大体清水港なのに、この蔦屋版だけ…謎の川と橋、そして雨。

 

小吉田村の光景だそうで…聞いた事無いぞ??

 

最後まで見終わって…小吉田村が気になってしょうがない。

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復元された茶室などを見て

資料を確認…できない、そもそもデータから拡大して確認するけど小よしだ橋という文字と名物*しやという文字のみ。

 

小吉田村って…静岡との境に国吉田と中吉田という地名はあるけど、あそこを江尻と言うか??

釈然としない感じで

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美術館を出る、100分は居たなぁ~でやる事無く富士方面へ。

 

昼飯早めに食って、左富士を通って広見公園へ。

 

ちょいと兜造りを。

 

晴天と映えるんだけど、室内は入って休めないのね。

 

では画像だけ。

 

そもそもここに来た目的は富士の国かぐや姫ミュージアム…だっけ??

博物館があるので、展示を見たのちに資料室へ。

 

予想が当たって大量の資料、静岡県地名辞典や広重の画集を漁って1時間以上。

 

結局広重の画集で東海道五十三次の解説の中に”小よしだ村”の名が。

 

場所を考えるとやはり国吉田の付近で、名物が鮓であったらしい。

 

国吉田を地名辞典で調べる、有度郡だったけど静岡市だから見落としたのか。

 

で項目に出てきました、小吉田の地名が。

これでさっきの浮世絵の小吉田村が今の国吉田の草薙寄りにあったと判明、今の吉田川付近は七夕豪雨の後区画整理で場所変わっているから~と言う話。

 

 

で名物が長門鮓だそうで、此処で某氏が草薙にこんな感じの鮓を出す寿司屋があるという話。

 

そこのサイトを調べると、さっき見た浮世絵や歴史の色々が。

 

この結果小吉田村を描いたもので、後ろにあった名物*しやは名物の鮓という感じで話は合うな。

 

郷土資料で当時の名所名物絵で長門鮓が描かれていたんで、此れで完全でしょ。

 

その後由比に戻って浮世絵を再鑑賞、無料だからこそできるな。

えぇこれ後ろに描かれているのは寿司屋で良いね。

 

ということはこの絵は寿司屋を書きたかったのね、納得。

 

その後草薙付近の旧東海道を確認して小吉田村と呼ばれた辺りも確認。

 

さらにウロウロして

1097レから再開、暑いけど日の向きが夏じゃないね~影が長い。

 

62レ

 

1070レは僅かに遅れていたんで被られたけど何とか釜は抜けた。

 

 

1050レ迄、連続で新塗装が来たな。

 

 

浮世絵から郷土の歴史を知ることが出来てよかった、そんな鮓知らんもん。

 

さて明日…も休みだ、天気はまだましっぽいし何しようかな??