芳月健太郎です。
突然ですけど、あなたは、
セッションを楽しめていますか?
あ、セッションだけでなく、
セミナーも、です。
すごくありきたりの質問なのですが、
結構、こんな声を耳にします。
「一生懸命、要望に応えたのに、
思ったほど喜んでもらえず疲れてしまった」
「これが本当に私の望んだ事なの?
と疑問が沸いてしまった」
「用意したモノの半分も出せずに
落ち込んでしまった」
などなど。。。
わかります。
私も全部経験しました。
いえ多分、
まだ、未知の領域があるはずです(笑)。
せっかく申込んでもらっても、
こんな気持ちになると、
自分のポジションが疑問になりますよね?
もちろん、自分のポジションを
明確にしようとする事は、
悪い事ではないです。
でも、
「こういう人はダメだな。
よし!では私はこういう人を相手にしよう!」
と思うのは、ちょっと待った!です;;;
よく、セミナージプシーとか、
コンサルジプシーと言いますが、
これも下手すると、顧客ジプシーです(笑)。
このジプシーという症状って、
何から起こっているんでしょうね。
それは、きっと・・・
・・・
・・・
・・・
自分にないモノを人に求める、
というヤツです。
言い換えると、
「自分にない」が前提で、それを
「人に満たしてもらう」事が当然、
と考えてしまう事ですね。
まず、自分には「ない」と思うのは、
そもそも自分が与える事ができないと
「決めている」という事です。
「ない」と「決めている」のに、
与えようとするから、
これではずっと苦しい事になります。
「人に満たしてもらう」のが当然というのは、
「自分では満たせない」と「決めている」事です。
お客様が満たして欲しいのに、
セッションする自分が満たして欲しいのですから、
それでお客様が喜ぶはずはありません。
これではセッションやセミナーが
楽しくないのは当然です。
お客様に喜んで欲しいと口では言っていても、
無意識が「自分にはない」「人が満たして当然」だと、
それが現実になりますよ。
だからですね、
まず、「セッションしている自分」を
楽しむ事です。
セッションをやっていると、必ず、
「へぇ、こんな考え方ってあるんだ」
「この人、本当はすごいじゃん!」
「あ、それ、良いアイデアだな~」
「すごい経験をしているんだな~」
と思う時があります。
そういう思いをさせてくれるその人と
出会えた事って、すごい事ですよね?
奇跡のようなものです。
たまたま書いたブログ記事や
たまたま顔を出した何かの会合をきっかけに、
同じような事をしている人の中から、
わざわざあなたを信頼してくれて、
その人は、お金を払ってまで時間をつくってくれた。
それは多分、何百万分の一の確率のはずです。
そう思ったらね、
感謝以外の何物でもないですよ。
あ、
今、何か最近、芳月がきれい事を言っているな、
と思ったでしょ?(笑)
そうかもしれないですけど、
そう思えば思うほど、
うまく回るから、
こうしてシェアしているんですぜ、ダンナ。
そして、こう思うのは、
リ・ポジショニングについて、
あれこれ考えを巡らせた結果です。
自分からターゲットを変えよう!ではなく、
起こっている事実が自分の無意識から
生じている事を理解して、
その無意識(=特にネガ)を受け入れるようにする。
すると、その無意識が変わって現実も変わる、
というカラクリのようですね、どうやら。
それを繰り返して行けばね、
あなたの現実も変わると思いますよ。
きっと、それが本当のリ・ポジショニングです。
そんな変わる兆しが見えてきたら、
ちゃんと現実的な仕組みも変えて行きましょう。