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セッションのお客様で、
ライティングがグングン上手くなっている方がいます。
セッションし始めの頃は、
添削も赤字だらけだったのに(笑)、
後半はほとんど無し。
近頃の文章は、
スーッと読めて、しかも深い内容です。
ご本人によれば、
国語が大の苦手だったらしいのですが、
段々、コツがつかめて行ったそうです。
それでその方が
なぜ、上手くなったかと言うと、
自分に深く向き合いながら、
文章を書いて行ったからだそうです。
向き合うというのは、
・スッと書けるモノとそうでないモノの
違いを体で感じ分ける
・インスピレーションが起こるまで、
何度も自分に問いかける
・そのインスピレーションが正しいかどうか、
日常で仮説検証を繰り返す
などなど、
かなり、直感を鍛えるような事です。
私は、共感される文の書き方などを
フレームにしてお伝えしていますが、
実は、これは表面的な事で(←大事だけど・笑)、
本当は、こういう深い所から
如何に気づきを生み出すか?
の方がとても大事です。
また、その深さというのは、
普段の意識ではなかなか気づけないような
盲点や未知の自分に及ぶほど、
出てくるんです。
私がそこまで出来ているかと言われると、
もちろん、100%の自信はないですが(苦笑)、
それでもそこに近づこうとしていますよ。
そして、そういう深い気づきを得るためには、
日頃から沢山、自分に問いかけをする事ですね。
・なぜ、自分はこの仕事をやりたいと
思ったのか?
・この仕事を通じて、誰のどんな事に
どう応えようとしているのか?
・自分から仕事を取ったとしたら、
どこまで自分の価値を認められるのか?
・なぜ、自分はその話題に
心を動かされるのか?・・・etc
ちょっと、禅問答のようですが、
こういう根源的な問いを考え続ける事で、
深さって、出てくるもんです。
あとね、
悩んでいる時って、
不思議と深い文が書けますよ。
なぜなら、
そういう時は、無意識に問いかけて、
答えを沢山、受け取っているからです。
そして、
その答えを言葉にする。
その答えで、
多くの人が気づいてもらえるように
文章にする。
それを積み重ねるうちに、
文章はもちろん、
セッションに深みが出たり、
セミナーのQ&Aでスラスラ答えられたり、
コンセプトが出て来たり、
新たな商品メニューを思いついたり、
相手の盲点に気づけたり、
気づけるようにコミュニケーションが取れたり、
あなたの人としての深さが
出てくるんです。
世の中には、
テクニックを教えてくれる人は沢山いるし、
それはもちろん必要ですけど、
本当に求められるのは、
先に挙げた問いの答えです。
あなたも他の人も私も皆、
それを求めている。
そんな難しい事はいいから、
売上を上げないとやって行けないでしょ?
というのも事実ですけど、
売上を上げている人だって、
結局、こういう事を求めているんです。
だから、
わからないからと、
それでは売れないからと、
私には才能がないからと、
逃げない事です。
(というか、逃げられないものだけど)
忙しくしても、
気を紛らわせてもダメですよ(笑)。
「どんな難問でも、やり続ける限り
必ず答えは出る」
ですね(笑)。
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