コンセプトを言葉にする全体像です

こんにちは。
芳月健太郎です。


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コンセプトを創ろうとしているのだけど･･･

言葉が出てきません、
アイデアが出ないんです、
なんか在り来たりな気がして･･

よくそう言う声を聞きます。

分かります。


自分がやろうとしている事は、
おおよそ決まっている。


でも、それが言葉にならない･･･
というのはよくある事です。

というか、
そこが最大の壁です。


ところで、
私がお酒の商品開発の仕事をしていたときは、

関連する雑誌の広告、
お酒売場での売られ方、
また全く分野の違うカテゴリーの
売られ方まで研究したものです。


何を研究するかというと、
商品の紹介文（コピー）を見るんです。

そして、そのコピーの形容する言葉を見ます。

すると、ほぉ～、
こんな表し方があるんだなぁ～
というのが沢山あります。


見れば見るほど出てきます。


「まるで○○を思わせるような△△」

「△△なのに××を損なわない●●」


は～、なるほど～、となります（笑）


商品開発とかブランディングとかに
興味のない人から見れば、
ふーん、と思われるかもしれませんが、

こういう形容の仕方一つで、
お客様からの食いつき方が、
ガラッと変わるので、
やはりそこはこだわりたい所ですね。


さて、この形容の仕方ですが、
これはコンセプト文の骨組みが
一通り出来た後に付加していきます。


・あなたの「ウリ」で、
・○○というお客様に、
・××というメリットを△△する
・◇◇コーチ

というコンセプト文が出来たとします。


でも、それだけではまだ、
要素を当て込んだだけの
面白くない文章ですね。


コンセプトの評価というのは、

・それを買ってみたい（申し込んでみたい）

・在り来たりではない（今までにない）

の双方を満たす事です。


お客様にそういう気持ちを
抱いてもらわないと、
この二つは中々満たせないので、

・他との違い
・他より優れている
・なるほどという納得感

を考えて行くわけです。


また、一旦出来た文章を
シンプルにする事も大事です。


例えば、

「１分でビジネスモデルを理解させる、
　映像プレゼンメソッド」

というコンセプトに、
ターゲットは入っていませんね？

でも、この文を見ればターゲットは、
「プレゼンを何とかしたいビジネスマン」
であることは明らかです。

これはターゲットの説明を
そぎ落としているわけです。


このように良いコンセプトを創るまでには、
随分と沢山のステップが
あるという事が分かりますね。

まとめると･･･

－－－

・自分のライフワークの方向はどこか？

・自分のウリは何か？

・自分のお客様は誰か？

・自分のタイトルは何か？

・それらの差別性、優位性、
　説得性とは何か？

・それらの言葉とは何か？

・それらの簡潔な表現とは
　どんなものか？

－－－

です。



こんなにステップがあるわけですから、
言葉が中々出なくて、
時間がかかるのは当然です。

だから冒頭のように、
書けない、創造力がない、
といった自分への結論を出すのは
早急なのです。


皆、ここを乗り越えて、
飛躍していきますからね。

焦らずに、一つ一つクリアしていきましょう。


この辺りがクリアになると、
次は商品づくりです。


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