今年の美しい妻からの誕生日プレゼントはヘルメットです。四日市にある「2りんかん」というバイク用品専門店へ出掛けました。さすが、専門店というだけあって、いろんなヘルメットがずらりと並んでいます。
品揃えも立派ですが、値段もずいぶん立派なものばかり。貧乏性の身には少し怖気づくところです。なかには、10万円を超えるヘルメットもあります。エアバッグやディスプレイが付いた優れものも開発されたとか。
ディスプレイはスマホと連動して、前面にナビが映し出されます。ロボコップやドラゴンボールに出てくるやつです。そんなヘルメットは、宝くじがあたってから考えます。僕にもお似合いの価格帯もあるはず。お手頃な棚を探します。
値段の違いは、デザイン、通気性、内装の取り外しや調整具合です。衝撃に耐える安全性は、グレードによって差が出ることはないそうです。トップレーサーに提供されるヘルメットも、安全性は市販品と同じとか。ひとまず安心。
それまで被っていたヘルメットは、レバーで開閉できる通気孔が三ヶ所。内側のスポンジは全部取り外せます。それと同じ程度でお値打ち品を見つけることにします。棚のヘルメットを確かめてみれば、その程度は標準装備のようです。
手頃な値段のものを眺めていると、「お試しください」とスタッフの人から声を掛けられました。「はい、これ」と手に取ると、白い布を頭に被せてくれます。被ってみると、すっぽりはまります。でも、脱ぐ時はちょっと窮屈。
まあ、これで良いかと決まり。色選びは、黒、灰色、白のいずれか。もっと派手な色が欲しかったですが仕方がありません。輝く白にしました。決めては暗くても目立つ白。もらい事故を防ぐための防衛装備です。
前のヘルメットは傷だらけでシールドも汚れています。それでも使っていたのは、やはり貧乏性の成せる技。永きに渡りお世話になりました。四つ葉マークを貼り替えて新旧交代。輝く白に四葉も鮮やか。当分の間、ヨロシク!