ミニバスケットボール三人だけで転ぶ練習、なんと即効 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ゴールデンウイーク真っ最中とあって、ミニバスケットボールの練習は三人しか集まりませんでした。もともと、「一人でも来てくれたらやる」と見栄を張っています。ただいま総勢十人、三人なら三割、まあ上々です。

 

 三人ではいつも通りの練習はつまらないので、みんなの意見を聞きます。「ねえ、何したい?」「外で遊びたい」全員一致です。「ねえ、バスケットもやろうよ」「じゃあ、少しバスケットやってから、外で遊ぼう」渋々うなづきました。

 

 ウォーミングアップの後は、ボールコントロールとドリブルをさらさらっと済ませます。「まだバスケットするの?」H君は外へ行きたくてしょうがありません。「じゃあ、ちょっと転ぶ練習しよう」と気分を変えます。

 

 マットの上で前回りと後ろ回りをします。前に転んだ時は手を突っ張るとケガをします。柔道の受け身の要領で肘をたたみ、丸くなって転がります。Kちゃんが柔道を習っているので、上手にお手本を見せてくれます。

 

 後ろに転んだ時は、おへそを見るのが味噌。そうすると自然に丸くなれます。後頭部を打たないように首を傾げて、くるんと回ります。転ぶ時に「あっ!」と大声を出すことにします。シャウト効果です。臨場感も増して楽しそうです。

 

 みんなが楽しんでいる流れのままに、シュート練習をします。H君は「早く外へ行こうよ」と急かせます。ところが、KちゃんとRちゃんがシュート練習に魅力を感じたようで、予想以上に前のめり。H君は不承不承ながら付き合います。

 

 レイアップシュートからジャンプシュートをこなした頃、「ねえ、外で遊ぶって約束したでしょ」とH君がごねます。残り30分、約束を果たすことにします。「じゃあ、外へ行こう」三人は運動場へ飛び出して行きました。

 

 それが、四人でブランコに乗っている時でした。Rちゃんが勢い余ってブランコから落っこちます。その転び方が、見事にころんと後ろ回り。指や肘が痛いと訴えるのでアイスパックで冷やします。幸い後頭部は大丈夫。転ぶ練習がこうも即効とは。