お兄ちゃんの家で、生伴奏&カラオケ三昧 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 六つ上の兄からLINE通話が掛かりました。「ゴールデンウイークどうする。うちへ来ない」「外へ出ないことにしてるんだけど」人混みには入りたくない。渋滞にはハマりたくない。だから、ゴールデンウイークは外へ出ない。

 

 母が亡くなってから、兄の家には足が遠のいています。毎年のように通っていた年始やお盆の挨拶は滞り気味。今年もまだ顔を合わせていません。せっかくのお誘いをむげに断るのも気が引けます。「やっぱり、行こうかな」

 

 高速道路の渋滞予測を見ました。連休中はあちこちの高速道路で渋滞が起きるとの予測です。兄の家へ行くには、東名阪、名二環を使います。そこに渋滞情報はありませんでした。多少の混雑は免れませんが、渋滞とまではいかないようです。

 

 当日は予想通り、高速道路はどこもすいすい。ただ、国道19号線はかなりの混雑だったので、勝手知ったる旧道を走ります。結果は、通常よりもちょこっと時間が掛かる程度。約1時間半で兄の家まで辿り着けました。

 

 家に上がると奥の間へ通されます。そこにはピアノの前に椅子が三脚。兄のピアノの弾き語りが始まります。実は昨年から弾き語りを習い始めて、近々ミニライブがあるとか。そのリハーサルに呼ばれたというわけです。

 

 この歳になれば、リハとはリハビリを兼ねることもあります。ところが、兄は喜寿を前にして意気軒昂。習い始めたばかりで、早くも弾き語りライブとは。長くジャズボーカリストはやっているものの、ピアノは初心者そのもの。

 

 その日は「練習するだけではつまらないから、君たちを観客に見立てて緊張感を味わう」というのが呼ばれたわけでした。確かに、歌は年季が入っているので聞き応えがあります。さてピアノはというと、贔屓目に見ても・・・。

 

 ライブのリハーサルが終わると、美しい妻が「あなたの歌も聴きたい」と殊勝なお言葉。おだてに乗って兄のピアノ伴奏で「少年時代」と「フライミートゥザムーン」を。その流れのまま、お次は延々と家庭用カラオケ。実に楽しいひとときでした。