孫娘が一緒に歌ってくれなくなった「マイウェイ」 | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 孫娘が遊びに来ると、遊びメニューに必ず入るのがカラオケです。お気に入りはディズニー映画の主題歌。英語のバイリンギャルなので、日本語歌詞しか出なくても英語で歌います。どこで覚えるのか、只今封切り中の「ウイッシュ」もお手のもの。

 

 美しいグランマとおじいちゃんのお目当ては、孫娘とのデュエットです。うれしいことに、グランマとは研ナオコさんの「あばよ」を一緒に歌ってくれます。これは、カラオケでグランマの歌を聴いているうちに覚えてしまったようです。

 

 僕とは「マイウェイ」を歌ってくれます。孫娘はアニメ映画「シング」の挿入歌で覚えたそうです。劇中ネズミが熱唱しているのですが、歌詞の中の「ワットイザ マン」を「ワットイザ マウス」と歌うところがミソです。

 

 グランマもおじいちゃんも、孫娘とのデュエットを心待ちにしていました。ところが、グランマが「あばよ」を歌い出しても、孫娘はマイクを持とうとしません。何の心の変化かわかりませんが、昭和歌謡への興味を失ったようです。

 

 そういえば、レコード大賞で「純烈」が歌っているところを見て大笑いしていました。のんびりと歌って踊る昭和歌手が滑稽に見えたようです。キレもないし揃ってもいない四人のダンスには、笑い転げていました。

 

 嫌がるマイクを持たせて、無理強いするとしぶしぶ歌い始めました。グランマは構わず気合を入れて歌い上げます。対照的な二人の様子は、思春期の難しさを物語っています。これも成長の過程なら、抗う術もないです。

 

 一抹の不安を抱きながら「マイウェイ」が始まります。案の定、孫娘は歌ってくれません。寂しさを紛らわすように、大声を張り上げて歌いました。これが不思議なことに、若い頃の高音が戻って来ました。悪いことばかりじゃありません。

 

 気を良くして久しぶりに布施明さんの「カルチェラタン」を歌いました。ふと気づくと、グランマも口ずさんでいます。僕が歌っているのを聴いて覚えたようです。また、二人だけでカラオケに来よっと。「あばよ」も一緒に歌おう。