ソフトボールはマイナースポーツ? | kuwanakenのブログ

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前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ソフトボールがアメリカを破って金メダルを取りました。圧巻は2点リードの6回守備です。1アウト1、2塁で痛烈な打球が三塁線を襲います。次の瞬間、なぜか遊撃手が2塁へ送球。2塁走者は帰れずダブルプレー。

 

 何が起きたか分かりませんでした。スロー再生を見たら、三塁手山本さんが腕に当てた球を、遊撃手渥美さんが直接キャッチしています。すかさず、2塁へ矢のような送球で、あっという間にピンチを救ったという訳です。

 

 ソフトジャパンは13年ぶり2大会連続優勝です。2連覇は堂々たるものですが、13年ぶりというのが引っかかります。中国大会で優勝した後、ロンドン、リオと正式種目から外れていたのですからしょうがないです。

 

 こんなにおもしろいのに採用されない理由は、競技人口が少ないからでしょうか。五輪憲章を見ると、種目の資格は、男子が75ヵ国4大陸、女子が40ヵ国3大陸で広く行われている競技ということになっています。

 

 つまり、競技人口ではなくて参加国の数ということです。確かに、競技人口なんてどうやって数えたらいいか難しいです。学生時分は、年に1、2回仲間とソフトボールをしました。これは競技人口に入るでしょうか。

 

 参加国で言えば、ソフトボールは100を超える程度です。オリンピック競技としては、下から数えた方が早いです。ところが、もっと少ないテコンドーは毎年採用されています。政治的なロビー活動が絡んでいるとしか思えません。

 

 車椅子ツインバスケットは、日本発祥のスポーツです。海外への普及活動もしましたが、さっぱり広がりません。僕も日本対カナダ戦を審判をしたことがあります。ただ、カナダは車椅子ラグビーチームで作った急造チームでした。

 

 もう一つの車椅子バスケットは、パラリンピックでは花形競技です。それと比べて車椅子ツインバスケットは肩身が狭いです。ソフトボールも車椅子ツインバスケットも、めちゃくちゃおもしろいです。もっと広める方法はないでしょうか。