気が小さくて上がり症だけど、話好き | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ミニバスケットボール卒団式の会場に入ると、正面のホワイトボードに式次第が書いてありました。コーチからのお祝いの言葉という項目があります。コロナ自粛で割愛されるかもしれないと思っていました。うれしかったです。

 

 気が小さくて上がり症ですが、人前で話すのが好きなのです。ここは一番、コロナ関連の話をすることにしました。「コロナ騒ぎで楽しいことが減ったけど、大人になったりおばあちゃんになったら、きっと皆んなで話の種にして笑い飛ばせるから・・」

 

 コロナのくだりは、何日か前にブログで書いたものです。その時に言葉の使い方を工夫した記憶が残っていたので、すらすらと話せました。子供たちの心にどれほど届いたかは分かりませんが、短くまとめられたと胸を撫で下ろしています。

 

 小学校の時に、子供会の旗持ちとして市民会館の舞台に上がったことがあります。大勢の聴衆を前にして、体が宙に浮いた気分です。顔がほてって頭がぼうっとして足が震えます。その時、上がり症だと気づきました。

 

 中学に入って、自分の上がり症を治そうと決意します。そこで、勇気を出して人の前で話す機会を増やします。緊張して話ができなくなると困るので、内容をきちんと紙に書いて空で言えるように練習します。そうしたら、震えながらも最後まで話すことができるようになりました。

 

 上り症は治りません。でも、人前で緊張しながら話すことに快感を覚えました。「下手の横好き」というやつです。結婚式の司会を何度もやりました。打ち合わせを念入りに済ませ、原稿を完璧に用意します。「長らくお待たせしました。新郎新婦の入場です」やみつきになります。

 

 40歳の頃、上手に話したいと思って「話し言葉検定試験」の勉強をします。筆記とスピーチの試験に挑戦して、2級に合格しました。その時、相手に伝えるには話し方の技術よりも、内容が大切だと気づきます。話し上手は中身が大事というとこです。

 

 ブログは自分の考えを短く表現したいと、いつも思っています。それも、できるだけ優しい言葉を使いたいです。人前で話す原稿を貯めるようなつもりです。結婚式の決まり文句のように「スピーチは短く、お幸せは末長く」