ミニバスケットの親御さんも揃いのTシャツ | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 スポーツ少年団のミニバスケットボールは、小学生とコーチ、それから育成母集団といわれる支援者で作られています。育成母集団は地域の全ての人を指しますが、実際は親御さんたちのことです。

 

 僕らがミニバスケットを始めた二十数年前、子供たちは自転車で練習に来ました。遠征もほとんどありません。それが、近頃は練習も車で送り向かいが当たり前、遠征もうんと増えました。親御さんの負担は計り知れません。

 

 そんな中でも、ゲームを楽しもうとしている親御さんは多いです。たとえば、子供と同じデザインのTシャツを作ります。大会には子供とお揃いのTシャツを着た親御さんたちが、応援席にずらりと並んで声援を送ります。

 

 ゲームが始まると、ゴールを入れるごとに大歓声が湧きます。まるでファンクラブのようなものです。自分の子供がゴールを決めると、感極まって涙ぐむお母さんもいます。

 

 今日の大会はコミッショナーをしました。ミニバスケットはゾーンディフェンスが禁止されています。それで、ゾーンもどきのプレーは旗を振って注意します。黄色は注意、赤は警告、赤二つでテクニカルファールです。

 

 僕の役目はチームベンチの反対側で旗を振ることです。隣は親御さんたちが陣取る応援席です。その応援席が大盛り上がり。熱心な親御さんたちが集まって、まさに熱狂的な応援です。

 

 熱心なことは良いのですが、選手に細かな指示を出す人がいます。「もっと当たれ」は厳しくディフェンスをするという指示。「広がれ」はゆっくり攻めるという指示です。的外れではありませんが作戦上の問題です。

 

 親御さんの指示とコーチの作戦が違っていたら選手は混乱します。そもそも、ベンチの外でコーチングをすることは禁止です。ルール違反のテクニカルファールです。楽しむのは大いに結構ですが、悪乗りは注意しましょう。