ラグビーオールブラックスのお辞儀、ハイやり直し | kuwanakenのブログ

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プラス思考は、好きじゃない。
前を向いたり、しゃがんだり、
振り返ったり、無理をせず、
幸せレンガを、積んでいこう。

 ラグビーワールドカップが繰り広げられています。ラグビーが好きになったのは高校の時です。体育の時間でラグビーを経験して虜になりました。授業だけでは物足りなくなります。

 

 そこで、クラスの力自慢が15人集まって、何度もラグビー部と対決します。僕は足の速さを生かしてウイングです。一試合平均ワントライを誇りました。ラグビー部のタックルは厳しかったですが、軽いステップでかわします。

 

 敵のウイングの独走に後ろから追いついた時は、相手がびっくりしていました。いつものことながら自慢話が続きますが、思い出すだけでも頬が緩む青春の一ページです。

 

 ワールドカップで目を引くのは、激しいタックルと華麗なステップです。魅力はプレーだけに留まりません。オールブラックスが披露するハカ(戦いの前の雄叫び)には魅了されます。

 

 勇ましいかけ声ですが、「がんばって、がんばって」と聞こえるところは、呑気な応援歌にも思えます。本当は「Ka mate, Ka mate」で、死ぬかもしれないという意味だそうです。ずいぶん悲壮的な歌なのです。

 

 ミニバスケットでも、円陣を組んで儀式を始めるチームがあります。可愛らしい子供向けの替え歌が多いです。我がチームの儀式は、一列に並んでコートへ挨拶をすることと、円陣を組んで掛け声を一言かけるだけです。

 

 この儀式には、会場の運営や送り迎えなどの支援をしてもらえる人へのお礼も含まれます。この時の礼は、小笠原流の礼を教えています。足の先から指先まで、きちんと気をつけなければ「はい、やり直し」と声をかけます。

 

 そういえば、オールブラックスがノーサイドの後、観客に対して日本式のお辞儀をしていました。そろっていないので、思わず「はい、やり直し」と言いたくなりますが、お礼の心は十分に伝わりました。