香川県大会終了!! | 一生燃焼ブログ

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極真会館香川県本部師範桑島靖寛/魂のふぉーく道場桑島保浩のブログ

今回の香川県大会についての感想を書く前に皆様に謝らないといけない事がございます。

 

私は今回の大会で一般上級の部の王座を他道場に明け渡す事があれば香川県大会を今年で終了するという事を道場内で公言しておりました。

 

それを言い訳にするという事ではないですが、大会会長という立場を忘れ本来参加選手を公平に応援しないといけないのに桑島道場生を本部席から声を出して応援してしまいました。

 

アディル選手・関係者の皆様誠に申し訳ありませんでした。

 

ここからは、桑島個人の思いを綴らせて頂きます。

 

さていよいよ香川県大会がやってきました。

 

香川県大会の戦いは当日だけでなく前日から始まります。

 

まずは会場作りから。今回は体育館に観客椅子が全くないため高松市総合体育館から350脚齊藤指導員に運送トラックで運んで頂きました。

 

それからマット作り。毎年スタッフは田中指導員が中心となり手で材料を運び1から組上げていきます。

夕方3時半~開始し終了は午後9時でした。

そのスタッフの汗の結晶で出来上がった舞台で当日試合が始まりました。

 

グランドチャンピオン大会の権利がかかっている為例年に増して午前中の予選からレベルの高い激しい攻防が繰り広げられ開会式となった。

4月から選手会の稽古を指導するようになったのは、この日の為道場の牙城を松本・松原・田中・平野の4人で死守させる為でした。選手会では技術も大事だが最後は心で勝つという事をテーマに毎回カツを入れてきました。

それぞれ成長を見せ気持ちのこもった戦いをしてくれました。

 

そして最後に残ったのは去年のチャンピオン如水会館アディル選手と桑島道場から松本でした。

職員でもある松本とは5年ぶりの試合のブランクがあり時間も合わしやすいため、6月からは毎朝6時から特別稽古も行ってきました。

桑島道場の威信を背負った松本と素晴らしい空手技術と強い精神力を持ったアディル選手との一戦は会場を一つにまとめる気迫のこもった戦いになった。

一進一退の戦いで最終延長で松本に軍配が上がったが、アディル選手はアウェーの空気の中表情一つ変えず戦い、終わったら相手選手を称える現代の日本人より大和魂を持った素晴らしい青年でした。

そして、さまざまな思いプレッシャーを背負い頑張ってくれた松本。ありがとう。

私がずっと言ってきた大会が終わった時に選手・スタッフ全員でやったぁ~と気持ちが1つになれたと思います。

 

試合で勝つそして優勝するという事は、すごく大事な事が分かってもらえたと思います。

 

この大会に関わって頂いた全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

今日から又来年に向けてスタートします。皆で頑張っていきましょう!!

 

一生燃焼!!